東大新報
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「こころの教育」取材班
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「この「人格」を成長・完成させるためには、本能や欲望を抑制する「良心」を
 どのように育てるかが問題となってくる。
 
 犯罪心理学の権威である小田晋氏は、子どもに道徳意識を伝えるのに最も
 効率的な方法として「昔からのキリスト教の家庭や神道の家庭で行ったように、
 父親が食前の祈りを捧げる姿を子どもに見せること、あるいは毎朝神棚に榊を捧げて
 拍子を打つ姿をみせること」と説く。こうして子どもは「つねに神様は見ている。
 悪いことはできない」と植えつけられていくという。
 
 このように「神仏」を畏怖する心を育てることは、「良心」を育てることにつながる。
 なぜなら、他人の目を気にしても処世的になり、良心の成長に直結しないこともあるが、
 神仏に対してはごまかすことができないからである。
 だから、自分の中の「良心の声」におのずと敏感になっていく。
 つまり、「こころの教育」には「宗教的情操教育」が必要であるといえる。」

 「確かに、わが国(公立校)では小中高と聖書を学ぶことはおろか仏典を学ぶことすらない。
 欧米をはじめとする他国では考えられないことである。
 本学で学ぶ留学生たちが一様に驚くのは、宗教に対する日本人東大生の無理解ぶりだと聞く。」