宗教、つまり“この世はこう出来ているのだ”という信仰は誰にでもある。
専門用語で言えばパラダイムだ。かつては神学がパラダイムだったが、
現在ではよほどの無知蒙昧地域でもない限り自然科学がパラダイムだと思う。
まあ、完璧には遠い状態だが・・・。

ともかく科学といえども出発点は宗教もしくはギリシア哲学なのだから、
「有神論vs無神論」という図式ではなく「宗教から科学への進化」という意識
で捉えるべきだと思う。がりがりのナントカ教徒を見かけたら「ギリシアの神々
の世界から21世紀に来い」とアドバイスしたい。何で1世紀くらいのパラダ
イムが今に残ってるんだか。ヘルメス神、ミトラ神を殺したならジーザス神も
ついでに殺せ、と。

“民族の歴史と文化”ってやつが壊れると国民の士気が低まるという帝王学上
の理由があるんだろうけど、それならキリスト教はヨーロッパ人だけとか、
イスラム教はアラブ人だけとか、バサっと爽やかにやってほしいよ。

ここから先はオフレコ(笑)だが、ヨハネ・パウロ2世の神学の保守性には
バチカンはがっかりしていたらしい。人物は好ましいらしいけど。法王なら
神学ではなく帝王学をやれ、ということだわな。