オイルレスといっても顔料とワックスが混ぜてあることに変わりはない。
顔料だけでは紙に定着しない(パステルと同じことになる)。
なんらかの展色材が必要。展色材が多く顔料比率が少ないと
透明感が出て隠蔽力が下がりテカりが出る。展色材が少なく顔料比率が
高いと不透明感が出て隠蔽力が上がり、マットな質感になる。

オイルレスだとテカりは減るが、それでも展色材が60〜80%含まれてる。
モノクロレーザーは展色材が20%しかなく、顔料比率が高くなり、
マットで隠蔽力が強い塗りが得られる。

カラートナーの顔料は着色力が強い有機顔料(フタロシアニンやキナクリドン等)
なので、顔料比率が低くても鮮やかな色になる。ところが黒はカーボンブラック
のため着色力が弱く、顔料比率が低いと漆黒にならず濃いグレーになる。
展色材が多いのは、カラー表現のために各色を重ね打ちをするため。
展色材が少ないと剥落してしまう。またフタロシアニンは濃すぎると黒っぽく
なってしまう。鮮やかな色を出すには顔料比率を低くする必要がある。