RasberryPi、数式処理ソフト「Mathematica」を同梱。個人利用は無料
25ドルのLinuxボードを開発している英RasberryPi Foundationは21日、数式処理ソフト「Mathematica」とそのプログラム言語「Wolfram Language」の無料コピーをRasberryPiの標準イメージに同梱することで米Wolfram Researchと提携したことを発表した。
Wolfram Language、Mathematicaは個人利用であれば無料で利用できる。また商用利用のための新ライセンス、その他LinuxARMシステム用ライセンスも提供される予定だ。
同梱されるMathematicaのノートブックインターフェイスは、RasberryPiの計算能力の問題から幾らか簡略化されている。しかし、それ以外は、Wolfram Languageの5000以上の全関数を利用できるなど、Mathematicaの全機能を利用できる。
(中略)
なお、今回無料で利用できるようにされたMathematicaのパッケージ版の標準的な価格だが、趣味用のホームエディションは67000円、初心者用のスターターエディションは18万2700円にて販売されている。
Wolfram Researchによれば、Mathematicaが無料でバンドルされ、無料で利用できるようになるのは、1988年にSteve Jobsが起業したNeXTに次いで2度目だという。
Wolfram Researchは、今後数カ月のうちにWolframエンジンとWolfram Languageを「全く新しいレベルで利用できるようにする」さまざまな新サービスを発表することを明らかにしている。
これにはWolfram LanguageプログラムをクラウドやAPIを通してクラウドにデプロイできる「Wolfram Programming Cloud」、データ解析Wolfram LanguageによってWolfram|Alpha Proよりもさらに自動化できる「Wolfram Data Science Platform」、
CDFフォーマットなどWolfram Languageによるドキュメント形式を公開するための「Wolfram Publishing Platform」、ブラウザーを通してMathematicaを実行できる「Mathematica Online」、
組み込み型システムでWolfram Languageを実行するための「Wolfram Embedded Computation Platform」などが含まれる。
Wolfram Languageを中核とし、あらゆるデータ、アルゴリズム、解析技術を自動化、統合化する仕組みを展開する考えだ。
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20131122_624731.html