7日終盤のニューヨーク外為市場では、ユーロが対ドルで一時、約7週間ぶりの安値をつけた。
欧州中央銀行(ECB)が予想外に利下げに踏み切り、必要な限り金融緩和を維持するとの方針を示したことを受けた動き。
また第3・四半期の米国内総生産(GDP)速報値が予想を上回る伸びとなり、米新規失業保険週間申請件数が前週から減少したこ
とは、米連邦準備理事会(FRB)が年内に金融緩和縮小に着手する可能性があるとの見方を支え、ドルを押し上げる要因となった。
ロイターのデータによると、ユーロ/ドルは一時、9月16日につけた安値に並ぶ1.3295ドルまで下落。
終盤は0.7%安の1.3422ドルで推移している。
ユーロの下落は、7月上旬につけた安値から引いたトレンドライン上の下値支持線である1.3462ドルを割り込んだことで加速した。
ドル/円は一時、約7週間ぶりの高値となる99.41円に上昇したが、その後は上げ幅を縮小して終盤は0.8%安の97.87円。
アナリストは99─100円の水準にオプション関連の分厚い売り注文があると指摘。
99円を割り込んだことで、一部のトレーダーがドルのロングポジションを縮小し、下げ足を速めた。
ユーロは対ポンドで10カ月ぶりの安値に下落、対円でも1カ月ぶりの安値をつけた。
主要通貨に対するドル指数.DXYは一時、9月中旬以来の高値である81.460に上昇し、終盤は0.4%高の80.801となっている。
ECBは7日、インフレ率の急速な低下に対応し、主要政策金利であるリファイナンス金利を引き下げて過去最低となる0.25%とした。
今週の序盤には市場関係者の一部が利下げを予想していたものの、大半はECBが12月まで様子見を続けると見込んでいたとトレー
ダーは話している。
ECBのドラギ総裁は理事会終了後の記者会見で、低インフレ局面が長期化する可能性があると指摘し、ECBは政策金利が長期間に
わたり現行水準もしくはそれを下回る水準にとどまると見込んでいると述べた。
ロイター:ニューヨーク7日[2013年 11月 8日 07:42 JST]
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE9A608K20131107
『>>2につづく』