ピーエムシー・シエラ・ジャパンは2012年9月6日、サーバー用RAIDカードの新版「Adaptec 7シリーズファミリ」
(写真)を発表した。2012年10月から販売/出荷する。新版では、PCI Express 3.0規格に対応し、これに合わせ
てバスの帯域幅を使い切る最大24個のSASポートを搭載した。開発は、米Adaptecを買収した米PMC-Sierra。
SAS/SATAドライブ用のハードウエアRAIDカードである。サーバー機のPCI Expressバスに装着して利用する。
搭載ポート数や付加機能に応じて、全部で5モデル(8製品)を用意している。
価格はオープンだが、米国内における希望小売価格は、内部8ポートの「7805」が610ドル、内部24ポートの
「72405」が975ドル、内部16ポート外部8ポートの「71685」が1120ドルなど。
既存シリーズである6シリーズと比べて、カード1枚当たりのデータ転送能力を高めた。具体的には、以前の
PCI Express 2.0の約2倍の帯域幅を持つPCI Express 3.0規格(8レーン)に対応するとともに、SASポート
(6Gビット/秒)の数を、以前の最大8ポートから最大24ポート(ロープロファイルでは最大16ポート)に拡大した。
16ポート使用時のデータ転送量は9600Mバイト/秒になり、PCI Express 3.0の帯域幅(8000Mバイト/秒)を超える。
各モデルに追加できるオプションとして、停電時にキャッシュデータを保護するバッテリー(AFM-700)を用意
している。停電時にコンデンサ(キャパシタ)から電力を供給し、揮発性メモリー上にあるキャッシュデータを
不揮発性メモリー(フラッシュ)にコピーする。リチウムイオンバッテリーと異なり、電池交換などのメンテナンスを
不要としている。
また、製品名に「Q」が付く上位モデル(「71605Q」と「7805Q」)は、AFM-700を標準で搭載するほか、SSDを
キャッシュとして利用できるようにするソフトウエア「maxCache 3.0」が付属する。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20120906/421032/ph1.jpg
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