長らく続いてきた“月刊Catalyst”が“休刊”だ。
北米時間2012年5月31日,AMDは,「基本的に月1回」というCatalystの公開方針を見直すと発表した。
「ユーザーがアップデートするに足る利益をもたらす」という本来の目的に立ち返り,必要に応じて公開することになるという。
「Catalyst 年.月」という表記の変更も検討中というAMDは,
「毎月毎月導入するかどうかを考えるのではなく,新しいのが出たら導入するというスタンスでよくなるため,分かりやすくなる」ともアピールしている。
また,それに合わせて,ドライバ関連の問題を報告するフォームも,「Catalyst Crew Feedback」から「AMD Issue Reporting Form」へと刷新され,
何をどうレポートすればいいのか非常に分かりやすくなった。残念ながら対応言語は英語のみだが
「どういう条件で,どのアプリケーションで」といったところを明確にしつつレポートできるようになったのは大いに歓迎すべきだろう。
ちなみにAMDは,この発表を,公式β版となる「Cataslyst 12.6 Beta」の配布ページ内で行っている。
「Catalyst 12.5」のキャンセルを伴う大きな発表としては告知方法が地味だったり,ページ内には「Catalyst 12.6a Beta」という謎の表記もあったりして,
まだAMDのドライバチーム内部がドタバタしている印象も受けるが,今回の決断が最終的にいい方向へ進むことを期待したいところだ。
さて,そんなCatalyst 12.6 Betaにおける「Display Driver」のバージョンは8.98で,「Catalyst 12.4」の同8.961からは0.019の引き上げとなるが,
最大のトピックは,未発表のデスクトップPC向け次世代APUに関するサポートが追加されていること。
「A10-5700」および「Radeon HD 7660D」,および「A8-5500」および「Radeon HD 7560D」といった型番がリストアップされているので,
Catalyst 12.6の正式版が出る頃には,デスクトップPC向けAMD A-Seriesにも「Trinity」世代の製品が発表されている可能性が高そうだ。
また,対応GPUからRadeon HD 4000以前のモデルナンバーが消えているのも指摘しておく必要があるだろう。
http://www.4gamer.net/games/022/G002212/20120601020/