となると、上述の『ユダヤ人に現象学は無理』という主旨の発言も、
プラトンにユダヤ思想を吹き込んだユダヤ人(=の子孫であるフッサール)では、
『ありのままに己を示す(=ハイデガーによる現象学の定義)』現象学は無理、というには
↑のような歴史的な意味合いが含まれている、という事が分かるだろう。

ユダヤ人ではヤハウェに成り代わったエッセンティアを存在の中で突出したものとして
扱ってしまい、存在はエッセンティアとエグジステンティアに分裂してしまう、と言ってる訳だ。