中世のキリスト教圏では、オナニーは非合法とされた。神学者のトマス・ア
クィナスは、オナニーがいかに神の教えにそむくかを説明している。近代の
プロテスタント運動が高まった時期にも、オナニーの背徳性の教えが説かれた。
右図はこのようなオナニーの罪悪から青少年を守るために考案された特許で
ある。青少年のペニスを図のサックに挿入し、ベルトを腰に巻き固定する。
彼自身ではこの器具が外せないようになっている。もし、彼が誘惑にかられ
て、ペニスに手を伸ばしてオナニーを始めると、大きな警報がなり、周囲の
注意を喚起せしめるようになっている。警告にもかかわらず彼がオナニーを
続けると、器具につなげられた電気回路が作動して電撃がペニスに走り、
一気に萎えさせるような仕掛けになっている。ただし、この器具がどの程度
普及したかどうかという記録は残っていない。(なお、ペニスに電撃を加え
ることは大きな危険を伴うため、安易に模倣することは慎むこと)
このような装身具は子供用にもつくられており、電撃はないが安易に性器を
刺激できないよう堅い皮製のパンツ(男児はペニス部分がペニスサックのよ
うにとびたし、女児には性器を覆うような形をしたもの)や女児用にミキナ
スとよばれるショーツをはかされ、性器を手で刺激しにくいようにさせていた。
しかし、実際にはなんとか快感を得ようと物に押し付けたりしてオナニーしていたようである。