>>671
良いタイミングで出してくれたね。
これが「物語」の全貌の俯瞰図だ。

平たく言えば、安田浩一が自分を「ドラマの主人公」に据えた「作文の造り」。

決して「公的」なものではない。
寧ろ、自分語りの為に、他者を利用した「感動的ストーリー」。

最初に、自分を「在特会会長dronpa氏」に引け目を感じるキャラとして設定し
惨めな姿で登場させる。

そして「懐柔()」した、取材対象に会う毎に過去の自分との決別-成長、lvUPを
演出する。
(※在特会の正体、真相に近付いているような体裁で)

所謂、「勇者モノのストーリーテリング」の王道だ。
当然、読者は「ジャーナリズムの体裁の書籍」に騙され、報道の現場に居るような
錯覚と「主人公-勇者様である『安田浩一』」に感情移入し、或る者は同化する。

そして、終章(ダンジョンの奥深く)にて「魔王」と対面。
ここで、会長dronpa氏に対して、抱いていた(と設定してあった)抑圧を解き放つ。
「敵の正体は実は小物だった!自分が抱いてきたイメージは余りにも拡大された
ソレだった!それを看破したオレ、サイコー!そして桜井?畏れるに足らず!」
一気にカタルシス()を感じるシーン・・・、嗚呼、最高だ
読者は「現場を目撃した錯覚」を共有し、カンドー()する。

ナントいう陳腐さ。
田舎の爺様の自費出版の「自分伝記」と内容は本質的には、変わらない。
売文業が永かったせいか、若干、素人よりは読み易い仕上がりだけどね。

そして、決定的なのが
「安田自身が、『在特会』の政治的主張に対して真っ当な批判が出来ていない事」
「向き合っていない事」。
これは、致命的欠陥だ。