事件は今から約9年前の平成15年9月、奈良県大和市内で車上荒らしの
犯行に及んでいた容疑者2人が乗った車が一般車両やパトカーに衝突し
ながら、危険運転を繰り返して逃走を図ったことにある。そのた
め奈良県警の警察官4名が犯行を制止しようと拳銃計8発を発砲。

 うち2発が逃走車両の助手席に乗っていた在日朝鮮人容疑者・高壮日
の首や頭部に命中。高壮日は事件の翌月に死亡し、運転していた男には
懲役6年の実刑判決が下された。

 恥知らずなことに死亡した高壮日の母親・金順得は、息子の凶行を
棚に上げて奈良県を相手取り、何と1億円の民事賠償請求訴訟を起こ
した。この民事裁判は当然ながら警察官の発砲に落ち度はないとして
却下、県側勝訴となったものの併せて検察庁に「発砲は行き過ぎ」と
して行なった刑事告発が認められてこの度の裁判となったものだ。