私はこの本、良くできていると思うよ。

この問題に何の知識もなかった人には、とりあえず冒頭のマンガ部分を読んでもらうだけでデモが発生した顛末を大体理解してもらえる。

 東京と大坂の代表者のインタビューが載っているけど、何かとネットで叩かれることの多い彼らの言い分を汲んでいるところは配慮が行き届いているんじゃないか。

 読んでいると結局、このデモが“右翼の煽動”によるものではなく、ごく一般の市民が立ち上がったのだ、ということが良くわかるような構成になっている。


『ネットで知りうる情報ばかりだ』と批判している奴がいるようだけれども、誰か知人から『フジテレビ抗議問題って、どういうことなの? 』と聞かれた時に、

『ネットに情報が出ているから、自分で調べて』と言うのと、

『この本に判りやすく書いてあるから、読んでみると良いよ』と言って別冊宝島を渡すのとではどちらが効果的か、誰が考えても判ることだ。