インドネシアの元大臣ブン・トモ氏。
昭和32年5月の来日に際しての晩餐挨拶。

「われわれアジア・アフリカの有色民族は、ヨーロッパ人に対して
何度も独立戦争を試みたが、ことごとく失敗した。インドネシアの
場合は350年間も失敗が続いた。それなのに、日本軍が米・英・蘭
・仏をわれわれの面前で徹底的に打ちのめ してくれた。
 われわれは白人の弱体と醜悪ぶりを見て、アジア人全部が自信を
持ち、独立は近いと知った。一度持った自信は決して崩壊しない。
日本が敗北したとき、これか らの独立戦争は自力で遂行
しなければならない。独力でやれば、50年はかかると 思っていたが、
独立は以外にも早く勝ち取ることができた。 そもそも大東亜戦争は
われわれの戦争であり、われわれがやらねばならなかった。 そして
実はわれわれの手でやりたかった。それなのに日本にだけ担当させ、
少ししかお手伝いできず、誠に申し訳なかった。」