なぜドバイは外国人犯罪が少ないのか

ドバイの人口は8割が外国人。
世界中から億万長者が集まる一方で、建設現場での仕事を求めて大勢の出稼ぎ労働者が入国してくる。
いかにも犯罪が多発しそうな状況だが、ドバイの治安は高いレベルで保たれており、日本より良いという声もある。
大勢の外国人を受け入れながら、いったいドバイはどのようにして治安を維持しているのか。

�@ 仕事のない外国人は強制退去

ドバイでは、仕事のない外国人の滞在が認められていない。
会社を退職したり、解雇された場合は一月以内に退去しなければならない。

�A 家族を呼び寄せるには一定以上の所得が必要

貧乏人が増えるのを防ぐため。
金持ちしか住んでいないモナコは財布を落としても中身そのままで帰ってくる。

�B 帰化させない

外国人が帰化するのは難しく、ドバイ男性と結婚したとしても国籍を得るためには数年待たなければならない。
これでフランスみたいな移民問題とかは起きない。

シンガポール〜外国人は調整弁 、妊娠検査も

 「外国人はバッファー(調整弁)です。彼らは経済が縮小するときは削減されます。去っていくのが自然なことです。
それでシンガポール人への不況の影響が少なくてすむのです。私はシンガポールの有権者に選ばれました。自国民の利益を優先するのは当然です」(『沸騰都市』P405-406)

 また、"妊娠検査"については『日経ビジネス』2006年8月21日付けのインタビュー記事「リー・シェンロンが語る 金融と移民が国を潤す」でリー・シェンロン氏がその考え方を語っています。

 [引用開始]

 「家政婦だけでなく、労働許可を得て国内で就労するすべての労働者に妊娠検査を実施しています。なぜなら、シンガポールは安い労働力が無限にある地域の真ん中にあるからです。」

 「彼らがシンガポールに来て、子供を産み、住み続ければ、やがて無数の人がやってきて圧倒されてしまう。だから明確なルールを作っています。
シンガポールに来て働くことは認めるが、許可なく結婚することはできないし、シンガポール人と同棲し、妊娠したら労働許可を取り消す。
そうしなければ50万人の外国人労働者を受け入れることはできません。」(『日経ビジネス』2006年8月21日付)

 [引用終了]