20111003 たね蒔きジャーナル 京都大学原子炉実験所助教 小出裕章
http://www.youtube.com/watch?v=OxZ94k91doY&feature=player_embedded

【以下、お時間のない方のために内容を起こしています。ご参考まで】

まず、文部科学省の調べで分かったことから伺いたいと思います。
放射性物質プルトニウムという物質が、福島第一原発から45�qも離れた地点で検出されたということで、
これは今回の事故によるプルトニウムが原発の敷地内ではない、敷地外で検出された初めての例だというふうに伝えられております。
ただ、小出先生、たねまきジャーナルでは、6月6日にこのプルトニウムの敷地の外での検出というのを指摘していたんよね。
覚えておいでですか?

(小出氏)はい。

これは、小出先生がお出しになった本を、私の手元にありますが、
『知りたくないけれども知っておかねばならない原発の真実』、この中にちゃんと記されております。
6月6日にプルトニウムについて、たねまきジャーナルが質問しているんですね。
ところが、あの時確か、国側は、
「これは、以前からの核実験で出たプルトニウムだから、今回の事故とは関係がない」
と言っていたんじゃなかったでしたっけ?

(小出氏)はい。その当時はそうでした。

そうでしたよね?
それが4カ月もして、こんな発表が、今出てきたわけですよ。
これ、どういうことだと思われます?

(小出氏)プルトニウムの分析というのは、大変難しくて、国の方でも悩んでいたということかもしれませんけれども、
今回のような大規模な放射能放出が起きてしまえば、出てきた放射性物質が全地球を汚染するということは、むしろ当たり前のことなのです。
今回、国が初めて敷地外でプルトニウムを検出した、45�qも離れたところで検出したと認めたわけですけれども、
言ってみれば、そんなことでは済まないので、もう全地球に福島原発事故で放出されたプルトニウムがばらまかれているということでもあるのです。
量が多いか少ないかという、ただそれだけのことです。
ようやくにして、それがはっきりと検出できたということです。

ということは、今回文部科学省が調べましたのは、80�q圏内です。そこの100か所の土壌を採取、6月から7月にした分析なんですね。
ということは、これ、80�qぎりぎりのところでもですね、ストロンチウムも出ているんですね。

(小出氏)そうでしょうね。

となると、これ、80�qよりもっと先、100�qとか200�qとか

(小出氏)もちろんです。

この西日本もですか?

(小出氏)もちろんです。

も、プルトニウムがあるはずですか?

(小出氏)当然です。