NHK合唱コンクールは、「課題クリア」が最優先みたいだ

 思うところがあり、小島さんは「ヨシ、今年は3日間ぜんぶ聴いてやるぞ」とトライしてみたそうだ。数年前のことだ。
そのとき、「これはおかしいぞ」と確信してしまった。

「たとえば、勝つための課題曲の講習会というのがあって、このコンクールのこの歌は、こういうふうに棒をふりましょうというのがあるんですよ。講習をするのは、課題曲を出すNHKの関係者です。

 コンクールの審査の方法もね、考えたら、おかしいんですよ。音量を一箇所はずしただけで順位ががくんと落ちる。でも、思うんですけど、コーラスなんていうのは、その学校の雰囲気によって選んだほうがいい。
どの学校の、どの曲も同じように出来上がっているのは、どう見てもヘンですよ」