http://uyghur-j.org/news_20090611.html

2009年6月27日に計画していたNHK抗議デモについてお知らせとお詫び

一部の方にお知らせしておりました6月27日に計画していたNHK抗議デモについてですが、
日本ウイグル協会は主催団体としての参加は見合わせることとなりました。
既にそれに向けて準備されていた皆様には大変ご迷惑をおかけしました。

当協会はウイグル人のための団体であり、ウイグル人の今後の問題解決のためにという目的を考えたときに、
NHKを批判の対象にするということは避けたほうが良いのではないかという判断を致しました。
台湾関連団体であれば、つい最近の番組「Japanデビュー」での捏造という理由がありますが、
ウイグル団体が29年前と4年前の「NHK特集シルクロード」 を持ち出すこと、
そしてその番組が直接ウイグルの弾圧に加担したかということになると、その判断が出来かねるため、
主催または共催は見合わせていただくことになりました。
「NHK特集シルクロード」は、中国が当地で核実験を行っている事実を隠して、
日本人をシルクロード観光へと駆り出したという事実があります。
しかし、 偏りがあるにせよ日本人に対してウイグルの文化を紹介したという事実があります。

ウイグルを支援する日本人の立場としては、批判して当然のことではありますが、
ウイグル人の立場としては、功罪の罪の部分のみを批判し、功を無視することはできないと思います。
この判断は日本ウイグル協会会長イリハムと専務理事の在トルコのセイットによる判断であり、
支援する日本人の大多数もこの判断が妥当であると同意しました。

日本ウイグル協会の中できちんと合意を得ないうちに、デモの計画を立て話を進めてしまい、
皆様には大変ご迷惑をおかけしました。申し訳ありません。

今回はNHKへの直接非難という立場は取らないことになりましたが、
世界83カ国で放映されている「Death on the Silkroad」を放送番組内で取り上げるように、
また今後ウイグルを取り上げる番組を作るのであれば、
中国の深刻な弾圧下にあるということも取り上げてもらいたいという要望を出していきたいと思います。

NHKへの対応については関連団体様とは若干の立場の異なりが生じましたが、
中国共産党政権に対しての批判の立場には変わりがありません。
何卒ご理解頂き、今後とも皆様と協力関係を持っていけますようよろしくお願い致します。

日本ウイグル協会会長 イリハム・マハムティ