2009/08/29(土)の朝日新聞朝刊東京版20面「声」欄 より


「政策論なく不毛な他党攻撃」
フリーター 寺尾 恵仁 (東京都豊島区 24)

間もなく総選挙の投票ですが、某政党のネガティブキャンペーンのあまりのえげつなさに、
一言申し上げます。

我が家の郵便受けに入っていたその政党の小冊子の内容を見ると、特定の政党とその
支持母体である組合を激烈に非難する文章が続きます。それも根拠があっての批判では
なく、極めて一方的に両者を悪者に仕立て上げ、「○○党が政権を取れば日本が消滅」と
まで言うのです。その半面、自分たちの政策には全く触れていません。

他党の政策の問題点を指摘するのは重要なことでしょうが、思想・信条が異なるからといっ
て特定の組織を売国奴呼ばわりするのが公党にふさわしい態度でしょうか。互いに将来を
見据えた建設的な議論によって国民に信を問うという民主主義のごく当たり前のことが、
この国にいつになったら根付くのでしょう。