今回の暴動の引き金となった広東省の事件。
実は俺も02年に広東省(深セン)にいたとき、
現地の知り合いから「スカッとする笑い話」として以下のようなエピソードを聞いたことがある。

1.ウイグル人の泥棒どもの行動が目に余る。あいつらムカつく。
      ↓
2.けれど、むやみに逮捕するわけにもいかない。
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3.警官2人が勤務終了後に、私服に着替えてウイグル人居住地域に自動車で向かう。
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4.通りがかりのウイグル人の頭に背後から袋をかぶせ、片っ端から殴りつけてリンチ。痛快!

どう考えても問題がありそうなこの話が、
深センの若い学生の間で「笑い話」として語られているという現状は、
広東人のウイグル人観を考える上で興味深い。
6月25日の事件に関する「デマ」についても、
殴り殺した死体を辱めるくらいはやってもおかしくない社会的気分があるんじゃないかと個人的には思う。

現地に行ったりネットの書き込みを見たりしていると、一般の漢民族はチベット人やモンゴル人に対しては、
それほどギラギラした悪意は向けていないように感じる。
(ただし「善意の押し売り」は往々にして見え隠れするがw)

だが、ウイグル人(≒イスラム教徒)に対しては、
特に現実社会において対象との濃厚な接触がない者ほど、あからさまなヘイトを向けているようなのだ。