○政府参考人(倉吉敬君) 大変よく分かります。それで、DNA鑑定が出たらそれでいいんだということになれば、
恐らく全国の法務局の職員は楽だと思います。しかし、楽しちゃいけない仕事だと思っているんです。どうしてもDNA鑑定で、
それはうそついているかもしれないんです、検体をすり替えているかもしれない、あるいはいろんなことがあるかもしれないと。
そうすると、それが出たからといって、じゃ、後の調査をしなくていいということにはやっぱりどうしてもならないので、それじゃ、
どういう経緯でこうなったのかというようなことはやっぱり聴かざるを得ないということになるだろうなと思います。
 ですから、任意でDNA鑑定書が出たとき、それを突き返すと言っているわけじゃありません。それは見させてもらいますが、
やっぱり一応の認定作業というのはやらざるを得ない。その間で、むしろそれを受ける方が非常に不快な思いをする、
DNA鑑定の方がよっぽど楽でいいよということを言われるかもしれませんが、やっぱりどうしても細かいことを聴かれたくないんだとすると、
それは純粋にプライバシーで知られたくないということなのか、本当に知られては困ることがあるのかということもございますので、
一応は今のやり方を考えております。
 もちろん、衆議院の法務委員会で、施行後の附帯状況を踏まえて科学的な証明方法の導入について要否と当否を検討しろと
言われていることは重く受け止めておりまして、今後の状況を見て、それは真摯に検討しなければならないと思っております。(以下略)

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http://www.sangiin.go.jp/japanese/joho1/kaigirok/daily/select0103/170/17011270003005c.html