南アフリカがダライ・ラマ入国拒否、W杯の平和会議延期へ
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20090324-OYT1T01038.htm

【ヨハネスブルク=中西賢司】南アフリカ政府が、当地で27日に開かれる平和会議に出席予定
だったノーベル平和賞受賞者のチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世の入国を、中国政府
に配慮して拒否し、騒ぎとなっている。

南ア出身のデクラーク元大統領、デズモンド・ツツ元大主教ら同平和賞受賞者が決定に抗議し
てボイコットを表明。会議は24日、延期が決まった。

平和会議は、南アで来年開催されるサッカー・ワールドカップ(W杯)の関連事業として、地元の
W杯組織委員会が企画。ノーベル賞受賞者らが人種差別問題などを議論する予定で、出席者
としてダライ・ラマの名前も上がっていた。

しかし、南ア政府は、「政府の招待でない」との理由から、ダライ・ラマへの査証(ビザ)発給を拒
否。大統領広報官は「会議の焦点が中国とチベット問題に傾くことは避けたい」と述べ、南アに
対する主要投資国である中国への配慮があることも認めた。