国旗スレでのダシさんの書き込みです

126 名前: DashDonorob 投稿日: 2008/06/21(土) 14:41:10 ID:QZt93qFf
高校のとき、内モンゴル師範大学地理学部に勤めていた母が学生を連れて野外実習してきた際の話です。
40年ぶりに故郷の地に寄った母が、村の現状をわたしたちに話してくれた。
母が少女のときに村から出てフフホトへ行ったときは、村に30戸あまりの村民が
住んでいて、そのうち4戸が漢民族の移民だった。
緑に囲まれた村の北側に林があって、東に小さな川があった。
村の共通語はモンゴル語で、漢民族移民の子供たちは中国語があまりしゃべれなかった。
しかし、40年後、母が見た光景は一変した。
村の住民は移民で300戸以上までに増え、モンゴル人はたったの50戸ぐらい。
村の共通語は中国語になり、モンゴル人の子供たちはあまりモンゴル語がしゃべれなくなった。
林は建築用木材に利用され一本残らず切られた。
川は灌漑に過度利用され水がなくなった。
村周辺の草原は開墾され、その後砂漠化が蔓延した。

母がわたしたちにこう言った:
「彼らがわれわれの故郷にやってきた。
 われわれの林をなくした。
 われわれの川をなくした。
 われわれの草原をなくした。
 そして、最後に、われわれの文化をもなくした。」