中国人のDNAが一晩で人道支援に変わった?
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 (1)現象
 全土から被災地へ「ボランティアが押し寄せている」と、感動的な場面が次々と映し出される。
 清華大学の学生千人が、献血の列をつくった。すぐに四川省へ飛び出した学生もいた。
 北京の銀座=王府井ではカンパ箱がはち切れんばかり、大金を投げ込む人がいる。
 芸能人チャリティでは百万元単位の寄付がぽんぽん飛び出した。
 成都ではタクシーが消えて一斉に救援物資を運んで、となりの都江堰へ向かった。
 長距離トラックは奉仕で大量の救援物資を運び、「おなじ中国人じゃないか。困った人を助けるのは人道だ」とテレビに語っている。

 (2)舞台裏
 同時に起きていること。
 「寄付を要請する振り込め詐欺」が横行しはじめた。
 カンバを訴えるインチキ団体も雨後の竹の子のごとく。
 救援物資の横流し。跋扈するバッタ屋。
 便乗値上げでミネラルウォーター三倍、豚肉四倍。
 被災地に強盗団が出没。軍の警備が強化されている。
 寄付金横領。外国の救援物資横流しの窃盗団が暗躍。

〜中略〜

清華大学での溢れるような献血の列だが、同校は胡錦濤出身のエリート校、全国に模範をしめる選民意識がある。
現地へ飛びだしたのは大半が四川省からの学生だった。
 献血はこの際、AIDS検査をただですませようという動機の者が目立った。

〜後略〜

・・こんな時にこんな人たちなんだよ!