自分が中国側の外交担当者であれば、
前日に善光寺の境内でぼや騒ぎを起こす。
チベットの旗なりメッセージなりを残していけば、まずチベット支援側が疑われるし、
欧米と比べるとニュートラルな日本の世論を、
チベット支援者=過激派 に一気に変えられる絶好機だからね。
こうなってしまうとどんなにアピールしようと、
チベット側はやりすぎだ、と冷たい目で見られるだけで終わる。

前日に何かあれば、翌日の本番はさらなる厳戒態勢になって安心。
仮に聖火リレー自体が中止となった場合も、胡錦濤来日時に、
福田をはじめとした日本政府サイドが、チベット問題について詰問するはずだったのが、
一部の暴力的な輩が云々と言い訳をしなければならなくなる。
あっさり立場が逆転するわけだ。

善光寺の境内は広いし、トイレや物置などどうでもいい建物ならいくらでもある。
前日は警備もゆるいし、一般関係者も普通に参拝する。
放火を現行犯で捕まえるのはかなり難しい。

今回の聖火リレーは、単なるイベントではなく外交戦争であるということを
長野県警や長野市、善光寺、JOCがどれだけ理解できているのか、正直不安だ。
ただ警備を厳重にすれば何事もなく終わるなどと、
甘いこと考えてなければいいんだけど。