シリーズ化していきそうですが、障害者の人権について、先の検討委員会
で引っかかったことが有るので私見を。

意見陳述の中で、障害の有る方が一人暮らしをして居られて、お正月も自
宅でのんびりと過ごしたいと希望されました。事前に正月期間中デイサー
ビスなどのを受けられるか問い合わせをされたようですが、正月は公共機
関もお休みと成りますので、当然ヘルパーさんもお休みをとられます。
そのため、どこか施設などで過ごされることを薦められますが、本人の希
望で自宅で年越しされることになりました。
所が、お休みの間に、デイサービスを必要とする事態が発生します。サー
ビスを提供する事業所へ連絡をしますが、当然の如く断られます。
「障害を持った人も同じ人間なのだから自宅で正月を迎えたいと思うのは
当たり前ではないですが。それなのに、急な要望に対応していただけない
のは人権侵害ではないのでしょうか」との訴え。
表現がへたくそなのですが、もっと情に訴える説明で、一瞬そうだねって
思ってしまうようなお話でした。

しかし、待ってください。デイサービスのヘルパーさんだって同じように
正月をのんびりと過ごしたいですよね。その上事前にサービスの提供が不
可能な事を当事者の方が理解されているわけです。

であれば、当然のことながら、御家族、親族、友人、御近所など御自身で
努力できる範囲で万一の備えを行い、それがもし駄目であれば、御自身の
リスクでお正月を過ごしていただくしか無いのではないでしょうか? サー
ビスが不足であると大方の合意を得られて、正月期間中も他と同じような
サービスが提供される状況になれば話は変わってきますが、そうでなけれ
ばこのような話は人権問題でも何でもないのではないでしょうか?

多分、結構多くの方がこの文章で気分を害されることと思いますが、障害
が有る無いに関わらず、人と人が関わりあって生きていく以上、我をとう
そうとすれば、当然それに伴ったリスクは生じるし、そのリスクを低減す
る努力をしないで、人権を叫ばれてもそれは唯の独りよがりではないかと
思います。

非常にきつい文章になってしまいましたが、ずっと頭の隅に引っかかって
いたので書かせていただきました。