その後長井委員から「人権条例をモデルにした場合、具体的に救えるケースは
ありますか?」といった質問が団長にされました。
団長は「我々の目線に立った施策を検討してほしい」と、お茶を濁していました。

ここで安田委員からようやく今回の議論の核心といって良い発言がなされました。
「個別の救済を目的とする以上、政策提言能力のある機関作りが必要だ」
というものでしたが、委員会の最後にもこの事は重ねて強調しておられました。

次に中村委員から「在日の子供の問題に対して、もう少し具体的に話して
欲しい」と団長に意見を求めました。
団長の意見としては、「子供が16歳になったら、役所で外国人証明書をもらいに
行かねばならない。このことは凄く子供にとってツライことだ。子供達が在日で
あることにビクビクしなければならない。だからお父さんお母さん帰化しましょうと
なる。これは半島を含めた日本との国際理解が重要」
と最後の論理展開の帰結は私には良く解からないものでした。

その他、コーディネーターの方が、本当に深刻で人に話せないような問題を
抱えた時に、一番頼りになったのは保健士の訪問だったと発言され、訪問制度
の実現も考えられるのではとおっしゃりました。