『曹洞宗人権学習基礎テキスト これだけは知っておきたいQ&A』より

人権Q&A/第六章
"3 曹洞宗が部落解放同盟と連帯する理由

 部落解放同盟と連帯する理由には、次の点があげられます。

(1)最初に第三回世界宗教者平和会議における差別発言について指摘し、宗門の差別体質の変革に向けて取り組む契機が部落解放同盟によって与えられたこと
(2)(1)の当時、解放理念とその継承性において、運動体としての正当性を認め、連帯することを宗門が教団として意思決定したこと
(3)(1)より二十数年を経過した中で、宗門が引き起した「差別事件」について糾弾会を経て適切な指導と助言を受けてきたこと。さらに今日なお取り組んでいる「差別発言事件」などについて助言を受けていること
(4)講師の出講・現地学習の受け入れなどを通じ、被差別の現場や事実を見聞・体験し、宗門の人権学習・「同和」研修では、差別の実態から学ぶことを中心にしながら推進されてきたこと
(5)「部落解放同盟からいわれて、外圧と感じて人権学習を進めるのではなく、宗門において主体的に取り組んでほしい」と、連帯する立場から助言を受けていること
(6)さまざまな差別問題や人権問題を、観念論ではなく、差別実態の解消を目ざして、具体的な実践として行動する点を学習するため
 以上の六点の理由で、宗門は部落解放同盟と連帯しているのです。"
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