残念ながら、この世の中にはお酒にしておいしい穀物と
お酒にしてもおいしくない穀物があります。

おいしい穀物(お米とか)は丁寧に醸造されて純米酒として市場に高値で出回ります。
おいしい穀物を生産している農家は醸造業者に直接うりこみに行き、
高値で買ってもらえます。業者もおいしいお酒は料亭などに高い値段で
買ってもらえるので一種類づつ吟味して自分の蔵に最適なお米を選びます。

おいしくない穀物(モロコシとか)は適当に醸造されて甲類焼酎や
チューハイのアルコール分として市場で安値で取引されます。
おいしくない穀物を生産している農家は、醸造業者に直接売り込みに行っても
業者は忙しくて相手にしてもらえません。どうせ醸造してものん兵衛相手の安物しか
できないので、値段や取引で融通を利いてもらえる大きな卸から一括で買うのです。
もし変な穀物?(ウンコとか)が混じっていて大損害をこうむっても企業である卸からは
とりあえず賠償金をぶん取れます。そういうことが無いように卸も必死で目利きをするんですが。
ですから農家は、あまり高い値段では無いのですが卸に買ってもらうより他にありません。

今、たまにしかお酒を飲まない普通の人はおいしい穀物からできた美味しいけど高いお酒を、
お酒ならなんでもおkkk!な、のん兵衛たちはそうでない穀物からできた安いお酒を飲んで、
どちらも満足していました。