●日本の右翼にとって、Y染色体だけに意味がある。By NORIMITSU ONISHI

それは、日本の天皇制を支持する戦後最も大きい集会のうちの1つだった:約10,300人の
男女が武道館に集まって、女性が女帝になって皇室の正統を継ぐことに抗議したのだ。
集会の終わりには声をそろえて「天皇陛下万歳!」と叫び、腕を振り上げた。
この二十一世紀に、天皇制について何がこれだけの情熱をかきたてるのか?
(中略)
女系天皇への反対は、より大きな国家主義運動の一部である。彼らは、中国と北朝鮮に
対して厳しい姿勢を求め、日本の過去の戦争に対する修正主義の歴史を迫り、日本の
人種的例外主義の神話を攻撃的に押しつける。事実、集会に参加した者の多くは、南京
大虐殺が非常に誇張されており、日本がアジア大陸に侵攻したのは解放するためであり、
日本がアメリカ合衆国によって戦争をさせられたと主張する同じ政治家や学者、
ジャーナリストらだ。

歴史家は四〜五世紀に日本の天皇制が始まったとするが、日本の神話の最初の天皇、神武は、
太陽の女神アマテラスの直系で、2,665年前に即位した。平沼赳夫氏らような重鎮の政治家は、
現在でも神話を事実として述べているのだ。
(Political heavyweights like Mr. Hiranuma are now stating the myth as fact.)
そのうえ、麻生太郎外務相は、日本の兵士が天皇のために死んだので、天皇が靖国神社
(日本の戦没者と14人のA級戦犯の記念物)を訪問しなければならないと言った。

これらのコメントが共通して持っているものは、天皇制が日本の中心に立っているという
信念であり、 ― 事実、日本そのものだという確信である。
(後略)

ソース:ニューヨークタイムズ(英語)<To Japanese Nationalists, Only the Y Chromosome Counts>
http://www.nytimes.com/2006/03/12/weekinreview/12onishi.html?_r=1&oref=slogin