219 名前:名無しさん@6周年[sage] 投稿日:2006/01/20(金) 20:37:07 ID:z7Rw69QC0
>>215
それは違う。
「輪王寺宮」という十三代続いた門跡を擁するってことが幕府にとって、いざって時に「天皇を擁立できる」システム
だったってことが大前提。だから皇位継承してもおかしくない人物じゃないと最初から輪王寺宮門跡になれない。
つまり公現法親王(正しくは法親王じゃなくて入道親王だが)は最初から明解に「皇位継承権のある人物」だったんだよ。

だから「公現法親王は600年前に分かれた伏見宮の出身だから遠縁すぎてどうのこうの」
という馬鹿は当時はいなかったことがわかると思う。
伏見宮とは、その最初期から「永世伏見殿御所」として「皇室の本家」。世襲宮家は歴史上その例が多く有栖川宮・
五辻宮・岩倉宮・大炊御門宮・桂宮・鎌倉将軍宮・木寺宮・神祇伯白川王家・常磐井宮・四辻宮・六条宮があったが、
伏見宮は別格でそれらとは隔絶した格式をもっていた。(このへんは川西正彦氏のブログに詳細な研究がある)
新井白石によって閑院宮ができ、徳川の御三家御三卿にならって有栖川宮・桂宮・伏見宮の四宮家が世継ぎを出す家柄
と定められたが、それよりはるか以前から伏見宮は皇室に世継ぎない場合に天皇を出す家柄だったんだよ。
つーか今の皇室は「閑院宮家」。伏見宮から皇位を借りている状態ともいえる。

だから東武天皇の即位の可能性は「当たり前な話」であって、実際にその即位があったにせよなかったにせよ、
伏見宮系(いわゆる旧宮家)の皇族たちの権威(=皇位継承権)の高さは何もかわらない。