あなたは名家の長男のところへお嫁さんとしてお入りになりました。これまで楽し
い毎日を過ごしてきました。子宝もそれなりに恵まれて、最初にお子様は女の子
が生まれました。次に男の子も生まれました。

時は流れてご子息も無事に結婚して、とうとうその名家の主のお父様がご逝去
なされました。しかし名家を継いで間もなくあなたのいとしい夫の長男さんも急死
してしまいました。

そこで親戚中大騒ぎです。誰が家業を継ぐのか。誰がお墓の管理をするのか。

これは私の身の回りでも頻繁にあることです。今回の皇室典範は誰がその名家
の主となるのかを国が法律で決めてしまおうというものです。政府が推し進めよう
としている案だとあなたの長女が家業を継ぎ、お墓の管理をすることになります。

何かおかしいと思いませんか?弟(長男)さんの立場はどうなるのでしょう。

それにその長女さん。結婚していたとしたらその名家はどうなるのでしょうか。

その名家は長女の夫に乗っ取られてしまったと考えても良いのではないですか?

これまで皇室は女性が天皇になるときは、男性の子どもが成長するまでの緊急
措置として夫を無くした未亡人となった皇后が代理として勤めるか、未婚の女性
が務めてきました。これは女性天皇の夫となった人物が権力を握り、権威と深く
結びつく危険性をつけるためだったと言って良いでしょう。

姉:お父さんが死んだら社長は私だからね。これまでは、弟を立ててやらなくては
   と思ってたけど、皇室でも長女優先でしょ。会社も家ももらうよ。

弟:そんな無茶な。長男だから当然と言うことで、仕事も手伝い、お寺のことなども
   やってきたのに、いまさらひどいよ。

長女がその名家を継いで益々名家は栄えるのでしょうか。私には、どう考えても
その名家が全ての国民から尊敬と敬意の眼差しで称えられるとは思えません。

女系天皇を認めること。それは皇室を破壊するということなのです。