>>41
まあ正確には「皇位は男系継承されてきた」というよりは
「皇位の継承権があるのは神武男系」といったほうがいいのかも知れない。

この点は系統論者も混同しているところがあると思うけれども、
系統論者のいう「系統」と相続は、本当は分けて考えたほうがいいと思う。
そもそも男系というのは、継承の原理を表す概念ではなくて、
特定の集団の構成員の条件を意味する概念であったと思う
(例えば、天皇家(王氏)、葛城、大伴、物部、蘇我、中臣、みたいな分れ方する集団)。

その中の王氏に、皇位の相続があって、それは直系相続であったり長子相続であったり、
あるいは養子相続(同じ集団に属するという条件で)であったりする。
相続の在り方は、そのときどきによって変わってきた。

現在の有識者会議の問題点は、この「集団の原理」を忘れて、単に相続の問題のみを扱ってることにあると思う。
しかしながら、今の日本ではこの「集団の原理」を直感的に理解できる場は少ないと思われるので、
知らない人への説得の便法として、あえて「集団の原理」と「相続の原理」を混同させて、
「男系継承」という用語矛盾した言葉を用いていくしかないと思います。