>>47の街宣と↓のバナナ売りの口上、どちらが聴衆をひきつけられるだろうね。
まぁ、ひきつけなくてもいいと考えていたり、俺たちの話は重要だから聞いてもらえるのは当然だと思っていたら別ですが。

サアサア門司港名物バナナの叩き売り  ご用とお急ぎでない方は、
見てらっしゃい、聞いてお帰り 荷物にならぬバナナ屋自慢のバナナ節
おもしろ、おかしく節つけて  故郷のみやげに買わすのが
門司の名物バナナ売り
 
春よ三月春雨に、弥生のお空に桜散る 奥州仙台伊達公が、何故にバナちゃんに
ほれなんだ バナちゃんの因縁聞かそうか 生まれは台湾台中の阿里山麓の方田舎
台湾娘に見染められ、ポーット色気のさすうちに 国定忠治じゃないけれど一房、二房ともぎとられ
唐丸篭にと、つめられて阿里山麓を後にして ガタゴトお汽車に揺すられて
着いた所が基隆港、基隆港を船出して 金波、銀波の波を越え海原遠き船の旅
艱難辛苦のあかつきに、ようやく着いたが 門司ミナト、門司は九州の大都会
荷揚げのカケ声勇ましくエンヤラドッコイかけ声で 問屋の室に入れられて、夏は、氷に冷やされて
冬は電気でむされて、八〇何度の高熱で 黄色のお色気ついた頃バナナ市場に持ち出され
一房なんぼのタタキ売り サアサア買うたサア買うた こういうバナちゃん六〇〇円買わなきゃ
五九、五八か五ばち昔の色男 それにほれたが小紫五八高けりゃ五五か
ゴンゴン鳴るのは、鎌倉の鎌倉名物 鐘の音に、かねが物言う浮き世なら
奥州仙台伊達公に、何故に高尾がほれなんだ ついで負けとけ五一か
五市馬関で腹をきる、五一まけて五〇か お次もまけて四九か、四九、八九は縁起なし
お次もまけて四八か、四八、久留米の連隊で、 いつも戦に勝ちどうし 私のバナちゃん負けどうし、

サアサア買うたサア買うた
今の兄ちゃん有難うさん、こういうバナちゃん買う人は
学生さんなら優等生、末は博士か大臣か
青年団なら団長さん、村で言うなら村長さん
そんなことなど請負かれん、これも負けと四四か
四は、しくじった失敗したと、よせばいいのにあの娘に
ほれて、色の白いが豆腐屋の娘、四角ばって水くさい
これでも買んか、三五か
お産で死んだ三島のお仙、産後は女の大役だ
お次は、三四、三三か、三三九度の盃で新郎、新婦が
出来上がり、こんな目出度ことはない
次いでに負けとけ二八か、年は二八か二九の江戸で
言うなら多摩川の、京で言うなら加茂川の
水に咲かせしあら玉の、私のバナちゃん買いなはれ
色は少々黒いけれど、味は大和のつるし柿
ひと皮むけば雪の肌、小野小町じゃあるまいが
照照姫じゃあるまいが、静御前じゃあるまいが
ぎょうぎ菩薩の再来か
裏も表もツンツルテンのキンキラキン、こんなバナちゃん
食べたなら、三年五年は長生きす
長生きせんのは、ふが悪い、サアサア買うたサア買うた
お次のバナちゃんこりゃどうじゃ、
夕べ風呂屋で見たような、太うて長くてシャンとして、
隣近所のご家泣かせ、そりゃ冗談そりゃ嘘よ
始めあって、終わりなし、母ちゃん腰巻、紐で持つ
娘のパンツ、ゴムでもつ、親父のフンドシ、ひもでもつ
堀の中には、ハスの花、ハスには丸い穴があり
尾張名古屋は城でもつ、城の回りに堀があり
皆さん穴故苦労する、私も穴故苦労した
ちょいと、そこ行くお嬢さん、あんたに婿さんないならば
私が婿さん世話しょうか、婿さん世話するその間
私のバナちゃんどうかいな、サア買うたサア買うた