★教科書問題:「つくる会」教科書採択反対の声明文−−2助教授が県教委に /富山

・各地で議論が起こる「新しい歴史教科書をつくる会」主導の扶桑社「中学社会科」の
 教科書を巡り、富山国際大の藤野豊・助教授(歴史学)と後藤智・助教授(法律学)が
 20日、富山県教委を訪れ、採択反対の声明文を大岩久七・学校教育課主幹に
 手渡した。

 同教科書については、既に栃木県大田原市教委が採択しているが、国内外から
 「歴史的事実をわい曲している」という批判もある。県内でも採択の時期を迎え、
 市町村教委の指導的立場にある県教委に、日本近現代史を専攻する藤野助教授らが
 教育者の立場から採択反対の声明文を提出することにした。

 声明文では「教科書とは生徒の基本的学力を保証する内容と、客観的事実に基づく
 自主的な判断力を養成するものでなければならないのに、扶桑社版の教科書は
 著しくこれに反し、特定の政治的立場と思想とを生徒に強いるものとなっている」と
 批判している。

 これに大岩主幹は「意見を踏まえて公正、適正に採択されると思う」と応えた。
 県内では、県の選定審議会が作成した各教科書の調査書などを参考に8月末までに
 八つの地区ごとに採択することになっている。
 http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/toyama/news/20050722ddlk16040306000c.html