だが、チョボラッチョは違った。チョボラッチョだけは違った。

ダチと遊んでるってのに俺はチョボラッチョが気になって仕方がなかった。
きっとまた、とんでもなくハッピーなイベントが行われているんだろう。
そして俺はついに我慢が出来なくなり、チョボラッチョに行くことにしたんだ。
ダチも連れてこう。なあ、楽しいイベントやってんだ、行こうぜ。
ダチも2chは見ているから、きっと喜んでくれるだろうと思って無理に引っ張ってったんだ。ダチにも自腹切らせてな。

会場に足を踏み入れた瞬間に思った事。
そして会場にいる間ずっと頭の中を巡っていた事。

「 何 だ こ れ ? 」
何だこれ、何だこれ・・・・・・寒すぎる。
永久凍土に足を踏み入れたかのように凍りつき立ちつくす俺の傍らを
一般人が通り過ぎていく。
不審なものを見る目付きでこちらをじっくりとねめまわしながら・・・。
きっと被害妄想だろうと思いながらも、その度に俺は息を止めて
身を縮こまらせずにはいられなかった。
そしてそれ以外の時間はひたすらダチに謝り倒していた。

連れと一緒だったのに、1人ぼっちで参加した他のどのイベントよりも
居心地が悪く、孤独を感じさせてくれたチョボラッチョ。
俺はあのイベントを忘れない。もちろん、悪い意味で。