大阪市内は地下にもぐるのだけど、京橋すぎて、
あぁ地上にでたなぁ、と思うと、あっさり、枯色一面の山林が迫ってきた。
年中変わらぬ緑の杉林より、わたしは、こういう藪、みたいなのが好きだな。
大阪とならの県境というと二上山をみたくなるのだけど、
そのもひとつ北の信貴山の北をまわってるようで二上山はみえなく残念。
一応の終点、乗り継ぎ駅になる同志社前に近づくにつれ、
レンガ作りの橋?天井川?を何度もくぐった。
単線だからまん丸なトンネルってかんじで趣き深い。
同志社前駅、ペンキの塗りなおしがすごくしろうとっぽい
列車を改造した待合室に、やたらと立派な洋式トイレがあった。
そして、木津駅ここでの乗換えで列車のドアの上にある細長い路線略図が
京阪神モードからやや南部モードに変わった。
なら駅につく直前、
左側の車窓に「地獄ラーメン」という真っ赤な看板が飛び込んできて、
うーむと唸らされた。なるべくお手合わせはご遠慮したい。
なら駅では大和路快速を待つホームのまん前でレールとっぱずして
枕木ほりかえす工事をやってるのを見れた。
快速がスタートしてすぐ思ったのは、ああ、いなかでみる高い建物って
やっぱりラブホになるんだなぁ、ということだった。
法隆寺を超えるあたりで畝傍山ごしに二上山らしき姿も見れた。
天王寺から関空快速に乗ってみたけど、語るべきことがあんまりないんだわ。
えんえんと住宅街。
東岸和田を越えたあたりからようやく緑も見え出した。
昔懐かしいキャベツ畑。
和歌山へ行く線路とかんくうに行く線路が分かれる日根野をこえたあたりでは、
軽トラの荷台にギザのピラミッドかよ、というような、みごとな形に
キャベツを積む名人芸をやってる老人をみることができた。
りんくうタウンには観覧車などの遊園地があると聞いてきてみたが、
もう夕方色の4時。ホームからは目の前を高速道路?がふさぐ感じで
うみーーーっって感じのが見れなかった残念。
ほんのチラッとだけ、夕日に照らされてる海面が見えた。
遊園地はうらさびしく、琴の音が流されており、観覧車は一人いくらではなく、
ゴンドラひとつで1400円。これは断念するがよかろうということになった。
そして帰路につき列車が動き出すとすぐ、まっくらとなり、一日の鉄ヲタごっこは終わった。