若者達の描いた絵
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0001出会い(1)
NGNG「こういう日は屋上で昼寝だよ。授業なんて受けてられっか?」彼女の名は市井紗耶香
池袋女子高校、略して池女の一年生。中学の頃は110メートルハードルでちょっとは
名の知れた存在だった。屋上へ繋がるドアを開けた。そこには見渡すばかりの青空が
広がっていた。周りを見渡すと、もう先客がいた。背はそんなに高くなく、流れる
ブラウンの髪、制服のスカートから覗く筋肉質の足。「誰だろう?」彼女も紗耶香に
気づいたらしく振り向いた。「あっ保田圭」そう彼女こそ池女一危ない女の子
保田圭。彼女は誰ともつるまずいつも一人で行動してた。誰かが話しかけても無関心
ふらっと学校に来て、いつのまにかにいなかったり、明らかに他の子と違った。
それが、ある女の子グループに目をつけられてしまった。なにかと彼女にちょっかいを
出しからかったりしたが、当の彼女はまったく無関心だった。事件が起きるまでは
彼女がその日教室に入ると自分の机が悪辣な落書きで汚されていた。彼女は一言も
発せず席を移動し、そのグループのリーダー格の机に向かい、そのリーダー格の
女の子の机を持ち上げ、机に入っている物をすべて落とし自分の机の方に
持っていこうとした。リーダー格は圭を呼びとめ「何すんのよ!机戻しなさいよ〜」
圭はまったく聞こえてない様で、机を持って行こうとした「おめえ話し聞いてんのか?
耳聞こえねえのか?シカトすんなよ!さっさと机元通りにしろよ、
日本語理解できねえのか」等廊下に響く位の声で叫んだが、ほとんど馬の耳に
念仏だった。その罵倒とも呼べる声が5分程続いた後圭の表情が一瞬変わった。
その後圭は驚くべき行動を取った。移動しようとした机を片手で持ち上げ
リーダー格の彼女に振り下ろした。「ベキ!」生理的に嫌な音が教室中こだました。
机の足のパイプ部分が見事顔面にヒットしたのだ。彼女はギャア〜」と叫び床に
うずくまくり、クラスのに居た生徒はその現場を目撃し絶叫した!まさに教室は
怒号の渦の大パニック、だが当の本人の圭は振り下ろした机を元に戻し自分の机の
ある所に持って行き、落書きのある机を彼女の方に淡々と運び教室を出て行った。
それからまもなく圭は停学を食らったのは言うまでもない。それから圭にちょっかいを
出す人はいなくなった。同時に圭に近づく人もいなくなった。さやかはその日の
昼休みに友達から話を聞き、ゾッともしたが興味も持った。(そんな無茶をやる子が
この学校にいるのかと)その噂の彼女とご対面したのである。
0002sage
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