【こういうの】創作文章発表【なくね?】
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0001名無しさん@お腹いっぱい。
2008/08/31(日) 05:52:01ID:/zETKl1s感想批評もおk。ただし中傷は文に対するものも一切禁止
三行から長編まで。
ばいさるあるようなので長い場合はあらかじめ支援願いを。
同じく1レス以上使う場合、あらかじめ、投下しますなどコメントを。
その場合名前を
作品名(1/3)
等にすることが望ましい
0153名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 06:44:18ID:MYhCQPng>>152訂正
>もう片方の手には→もう片方の手のひらは
>冷徹ないろ→冷徹な光を帯びた
3連レス失礼。
0154名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 06:48:04ID:624nzA5v日本語上のおかしな部分は結構あったりするんだけど、瑣末なんで指摘はやめときます。聞かれれば答えるけど、そこはちゃんとした文章の本とかと比べて自分で学んでみて。でも暫らくして読み直せばきっと気付くレベルだと思う。
ロマンチックでセンチメンタルな世界観を描くと、どうしても文体がウェットになりやすいけど、意識して少しでもドライな描写を挿入(注2)すると全体的なバランスが取れて読みやすくなると思う。
死神と一万円札という、幻想と現実を比較したアンバランスさは面白いと思う。
ただ、リストカット描写が弱いかも。淡々と描かれる現実的なグロさ(致死傷ではないにせよ)があれば、読んでる方はもっとドキッとしてひきつけられる。死ってのは、あっけないと同時にもっと鮮烈なものだと思う(注3)。
物語というのは、始まりと終りで主人公がどう変わったか(或いはいかに変わらなかったか)を描くものだと思う。そして、その変化に説得力を持たせるには、キャラクターに本音を語らせたりぶつけたりすることも必要なわけで。
ラストシーンでその変化をもう少し明確に、わかり易くしても良いかもしれない。二人がラヴいのはよくわかったけどwどっちも嘘吐きっ娘だから、短編では難しかったかもだけどね。
とても面白い世界観だと感じました。もっともっと妄想して、キャラクターを活き活きと描いていってください。
注釈:上よりも俺個人の思い入れが強い感想になってます。取り扱い注意。
(注1)具体的には、一作目のシノブさんはあまり凄そうに見えなかった。生と死の境界線にいるはずの人なのに、そのバランス感覚に慣れがないというか。タケルも言ってる割に普通の女の子相手みたいにあしらってるし。
そのせいで、妄想入ってる女の子(狙ってるのかもしれないけど)みたいな印象だったんだけど、二作目では人には理解しがたい存在としてちゃんと死神してる感じ。
ファンタジー作品は、幻想の世界観を描くのではなく、読者を幻想世界に放り込むものだと思う。そういう意味でシノブさん、もっとそっち方向にはっちゃけちゃっても良いかもしれない。
(注2)>ぺったりと肌に張り付いた制服のブラウスは、わたしの下着をくっきりと映し込み、>胸のリボンからはぽたぽたと雫が垂れていた。
みたいな、語り手の心情を込め過ぎない客観的な描写。ここは結構好き。一人称で語り手が心情を語りすぎると、読む側としてはちょっと重くなる。
(注3)ただし、これに関しては登場人物たち自体が死を軽く捉えがちだから、仕方ない部分もあるかもしれない。登場人物が援護してくれないなら、作者が頑張るしかない。
0155名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 07:10:04ID:JolIr7/2>>106-109(以下1)、>>142-146(以下2)の両方読みました。
削る所は削っていいんだけど、もうちょっと長く書いてもいいかも。
人物に焦点が当たるストーリーなのにエピソードが少なくて薄めだから、
1は、自殺しようとした構ってちゃんが萌キャラに惚れられる話。
2は、ワガママ娘が自殺未遂したあげく親から1万円パクる話。
……って印象があります。
シノブに「わたしに似てる」という台詞を言わせるなら、
ゲストキャラを大事にした方が良いですよ。
発想は良いんで、もうちょっと長めに書いてみてはどうでしょうか?
長文は大変ですが、頑張ってみてくださいな。
0156名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 12:59:51ID:Xj1vNphp原文のが数段マシ。笑える。
0157名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 13:13:04ID:2eu94wLtあんたは誰?
わたしは、生き神よ
生き神に会ったことで〜
の部分はちょっとすんなり理解できなかった
生き神ってなに?
とはならないの?
なんかあっさり流しすぎな気がする
0158名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 13:33:05ID:/aKamQVG既に生き神と出会った(その存在が既知の事柄に属している)人間の独白。
3〜5行目は「会ってしまった」時の情景の回想シーン
5行目の後で「はあ?生き神?」的なやりとりがあったかもしれないが、
回想が5行目で途切れているからそれは描写されない。
だから特に不自然ではないと自分は感じたな。
更に言えば、生き神についてのシリーズ物の内の一作でしかも最初の作品ではない、
そもそも「生き神」という謎の存在について、それが関わった物語を語ることで
間接的に明らかにしていこうとする作品である、という二点を考慮すると、
人物の自然な会話に寄せて説明シーンを設ける必要性自体がない。
ただ、読み易さを重視するなら上の構造をはっきりさせるために3〜5行目を
空行で挟んでブツギリの回想であることを明示すべきだったかもしれない。
しかし、このような空行の使用法を幼稚な表現として嫌う人もいるので、
結局趣味の範囲ということになるのではないだろうか。
0159名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 13:33:52ID:Xj1vNphp書いてる本人からしてみたら
> わたしは、生き神よ
と
> 生き神に会ったことで〜
とで場面が切り替わっていて、連続的な描写ではないんだろうね。
連続的な描写だとしたら、指摘の通り不自然。
漫画ばっか読んでるからこんな下手くそな描写を書くんだろうねー(笑)
頭の中で勝手に漫画のコマ割りのように場面を描いてて、それをなんの工夫もなく文におこすとこんなぎこちないものが出来上がる。
0160名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 14:11:33ID:Mwhu0RcZ生き神についての説明をやって欲しいのではなくて、
正体不明のものに対しての生っぽい反応がちょっと足りないんじゃないかなと思えた。
次の段落でフォローされているというわけでもないし。
0161蛙とムカデ
2008/09/13(土) 20:21:01ID:xTSTxWDF50本の足を変幻自在に操り本能で踊るその姿をひとたび見れば誰もが虜になり
森のパーティでムカデ君が踊ればみんな釘付けになってしまいました。
しかしたった一匹、それを快く思わない生物がいました。蛙君です。
蛙君はムカデ君の素晴らしいダンスに嫉妬し、ムカデ君を貶めてやろうと
悪魔の企みを企てました。
ある日蛙君は手紙を書きました。
「並ぶものなきムカデ様、あなたのダンスはまことに素晴らしく私は心酔しています。
そして是非とも参考にさせていただきたいのですがあなたはどのようにダンスを踊るのですか?
まず27番目の左足を上げ、13番目の右足を上げるのですか?
それとも最初のステップは40番目の右足を踏み出して、それから3番目の足を上げるのですか?
お返事を心よりお待ちしています。蛙」
手紙を受け取ったムカデ君は初めて自分がどのように踊っていたのか考えた。
最初はどの足を動かしてる?その次は?そしてそれからは?
こうして考えてるうちにムカデ君はダンスを踊れなくなってしまいました。
おしまい
0162名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/13(土) 21:03:35ID:MYhCQPng寓話の良しあしや技法なんかわかりませんが、完成していると思いました。
「本能で」を「本能のまま」がいいかな?
乙でした
0163141
2008/09/13(土) 22:12:00ID:D09u16vy確かにマンガ的でしたね。急ぎすぎなのが悪い癖だなあ。
また、頑張ってみます。
0164名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 06:26:37ID:HvFxvnAxhttp://food8.2ch.net/test/read.cgi/bread/1220056298/
0165始め ◆1JWDUVz7Z2
2008/09/14(日) 08:51:43ID:mg+uWL4uものは、パソコンの一番面白い機能を無視して、つまらないながらも実用的でかつ将来に活用できる用法を学ぶ、
最高に退屈な授業でしかなかったのだ。計らずも少しだけ楽しみにしていた紗枝は、授業開始後五分でこれから
の授業の流れを理解し楽しめないことにがっくり肩を落としていた。
そんな紗枝のところへ降って下りてきたのが目下の課題だった。実際は課題などというまでもないものだったが、
紗枝にとってはとても困難なものになってしまった。
何かを書き込めというのである。授業の進行行程を一通り説明し終えた教師は、全員がプログラムを起動した
のを確認するや、唐突に、そんなことを言い放った。別段、目の前の機械に打ち込みたい何かがあるわけではな
い紗枝は困り果て、現在に至るまで白い画面を前に頬杖を突いているというわけである。
紗枝の顔を照らす真っ白な画面では、アシスタントキャラクターのイルカが静止し、作業バーが虚しく点滅を
続けている。そんな紗枝の周りでは、対照的に、クラスメイトたちが口やかましく会話を続けながら楽しそうに
キータイプをしていた。こんな四角い機械を前にしただけで、どうしてみんなはそんなに浮き足立ってしまうの
だろう。こんなものの中に望む答えはないだろうに。周りの生徒をちらりと流し見ながら紗枝は思った。
その唇から小さくため息がこぼれ落ちる。そんなこと、個人の問題じゃないか。どうでもいいじゃないか。
首をたれてそう思う。みんなはただ楽しんでいるだけなのだ。少しだけじっとしてから再び視線を画面へと向けた
紗枝は、とにかく何か書き込むことにした。書き込まなければいけないのだ。普通の生徒の中なのだから。
紗枝は己がクラスの中の異物であることを自覚していた。
ばれているんだ。みんなも先生も、わたしがクラスの中で浮いてることに気付いてる。紗枝は画面と向かい合い
ながら思った。元から、つるむとか群れるということが出来ないのが紗枝という生徒だ。どうしても「トモダチ」
の輪というものに入れなかった。紗枝自身どうして群集に帰属することが出来ないのか理解出来ないでいたが、
まあ仕方ないことだと半ば諦めにも似た思いで受け入れていた。諦めることは紗枝にはもう慣れ親しんだ対処法だった。
周囲はそんな紗枝を受け入れていた。いや、無視して取り込んでいたというべきなのかもしれない。紗枝が
「違う」ということを意識しながらも、それを声に出して表しはしなかったのである。
だから、紗枝はここでぼろを出すわけにはいかなかった。少なくとも周囲の動向と似たようなことをしておく
必要があった。特別異分子は、独自の行動をとってはならない。いつの間にか根付いていた本能だった。
紗枝は頬杖を突いたまま、開いていた左手でキーボードを打った。画面にひらがなが浮かび上がる。変換。
「新山紗枝」と打ち込んだ。エンターキー。
0166終わり ◆1JWDUVz7Z2
2008/09/14(日) 08:53:24ID:mg+uWL4uいじゃないですか、と紗枝はアイコンに返事をした。
これ以上書き込む事柄が思い浮かばなかった紗枝は、自分の名前を阿呆のように見つめながら、いつものように
時間を消費することにした。べつに特別なことをするわけではない。心を止めて、意識を閉じて、外部の刺激に身を
委ねるだけのことだ。心持ち少し前よりも体重をかけて頬杖を突きながら紗枝の聴覚は周りのタイプ音を受信していた。
そんな折にはいつも虚空のような思考の片隅から、ぽつりと感情が浮んでくる。今回は周りのクラスメイトへの
感情だった。よくもまあそんなに書きたいこととか表したいことがあるもんだ。紗枝は深く感心する。それから考
えてみた。彼彼女たちは、いつもどこか何かに飢えているのだろうと。それは例えば恋人だったり食べ物だったり
睡眠だったり自分自身だったりるのだろう。彼彼女たちが決して潤うことのない飢餓感に悩まされているのだと思う
と、哀れなような気がしてくるから面白い。紗枝はくだらない時間を潰しながら少し愉快になった。
まあ、そんなわたしは哀れまれるような存在でもないのだろうけれど、と紗枝は苦笑をこぼす。異物に同情は
向けられやしないのだ。向けられる哀れみの質が、どうしても違ってきてしまうから。
ふと、紗枝は画面の中でイルカがうとうとと眠そうにしているのに気が付いた。そっと微笑ましく思う。
同時にこんなプログラムだけの存在に、どうして感情を示すようなものを組み込んだんだろうと不思議に思った。
こんな記号の羅列で組み上がったものに何が出来るというのだろう。
紗枝は左手の小指で「A」のキーを深く押し込んだ。とたんに「あ」の文字列が書き込まれ、白かった画面をど
んどん侵食していく。やがて始めの方に打ち出した「あ」の列は、「嗚呼」とか「ア」、「ああ」などに自動変換
されていき、いよいよ意味のなさない「あ」の連続が画面を占めるようになった。
最中、画面の右下でイルカが忙しなく動作を続けていた。嘲笑を込めた小さな息が、こっそり唇の隙間から溢れた。
コンピュータ室にぽぽぽと連続的に音がした。限界まで入力した文字列が、何かしらの変換方向を示せと
紗枝に文句をたれているようだった。オーケー。分かりました。
紗枝がキーから手を離してエンターを押すと、画面には「あ」という記号の羅列が表示された。
長く長く、記号だけが表示されていた。
馬鹿みたいだった。
マウスを操作して、全ての文字を反転させる。紗枝は削除キーを押した。すっきりと全てがなくなる画面。
イルカがうんうん頷くような動作をした。そうしてまた紗枝は頬杖を突く。今度は左手。生徒の進行加減を
見に来た先生が紗枝の背後に立った。
「お、新山、まだ何も書き込んでないじゃないか。何でもいいから書き込んでみなさい」
朗らかに言い残して、彼は紗枝の元から去っていった。四角い画面を前に、紗枝はじっと下唇を噛み締めた。
読みにくいような気がするのですが、どこがいけないと思いますか?
0168名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 09:20:08ID:JDo9bIciちょっと即レスで感想をつけることはできませんがお許しください
0169名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 11:08:15ID:oT6KnhvKみなさん自分なりの個性を出そうとして、表現技法についてかなりこだわっています。その
思いは伝わります。
ただ、描写・表現というものは、詳しければ詳しいほど良いというものでもないんです。
ちょっと料理で例えてみます。話の核となるアイディアが素材、アイディアを組み立て話を
構成する作業が調理法だとすると、描写や表現は味付けのための調味料です。
いくらスパイスを使えばおいしくなるからって、一瓶丸ごと入れたりしたら、大変なことに
なっちゃいますよね。
同じことが小説にも言えます。
人物の内面や状況についての過度な描写は、読み手にとって苦痛なんです。伝えたいことが
逆に伝わらなくなってしまうんです。
「小説にとって大事なのは、無駄なものを省くこと」
一流の作家さんたちは、口を揃えてこう言います。
十の文を百にすることは簡単だけど、逆はとても難しい。実際に文章を書いているみなさん
なら、分かりますよね。
必要なものは残し、不要なものは思い切って捨てる勇気。
これを身に付ければ、あなたの作品はさらに良いものになると思いますよ。
0170D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/14(日) 11:50:12ID:Gr87ypDESF板にいでし暗黒の創造主・拙者・参上でござる!
拙者の原稿用紙100000万枚におよぶ衝撃のアクロバチックスギャラクシーサーガハザード!!
おぬしの魂の次元を粉砕し次元をみがく暗黒世界からの神託!!
きみは今衝撃的な体験をするでござる!
モニタの文字の羅列がおりなす暗黒の神話ホラーから絶賛曝好調連載中の
スピリチュアルニューエージファンタスティカスペースバトルオペラ隙間家族!!
2ちゃんを滅ぼしよみがえらせる現人神・拙者に斬れぬ世界はないでござる!!
抜く!怪刀クレイモア!いざ・・新しい感覚の超神覚醒!!
宇宙の波動によりつづられた未来と過去をつかさどるゴッドライター!
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/watan_001.htm
0171名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 11:50:59ID:6RZVuRPM0172名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 12:25:54ID:epSdhc7Fってことを体を張って教えてくれたんじゃね?
0173名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 12:45:45ID:6RZVuRPM0174D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/14(日) 18:03:34ID:Gr87ypDEおぬしらノーマルタイプドアナクロノイドヒューマンにはまだたどりつけぬ領域!!
1024の原文を1分の10に濃縮し情熱のほとばしりをインバーニングゴッドフィンガーにこめる!
拙者の暗黒カキコはワールドワイドバーチャティカウェブドツーチャンネルをつんざく!!
サーバーは激震しモデムはわななきケーブルを燃やす!!
双方向インタラクチッヴ通信でたたき込まれる暗黒粒子!
表示しただけでおぬしをダーク・を・ウィスパー拙者ワールドへ引きずりこんではなさないのでござる!!
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/watan_001.htm
さあ・・リンクをくぐり覚醒せよ・・暗黒の宿命に!!
0175名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 18:08:55ID:epSdhc7F0176名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 19:59:00ID:PvF8Cn/a0177名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 21:04:43ID:d6cwemXM……リンク踏む元気ないんだけど、どーなのよ>>174のサイト
0178名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/14(日) 21:09:23ID:epSdhc7Fトップだけ見たけど…、
僕は携帯でこんな恐ろしいサイト閲覧できないので謝ります
ごめんなさい
0179D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/14(日) 23:45:30ID:Gr87ypDE拙者の暗黒秘密エネルギーがうみだすネオ導き型エンターテインメントはおぬしを変える!
一度読んだらハーティスピリッツをつかんで放さない劇的サーガの数々・・
古代歴史の武将の遺志と宇宙彼方のバイブレーショナルブレインが拙者に曝筆させる!
マジックアイテムがうごかす中世ファンタジック政治譚こと寄せの地!!
ナンパでも読める二次創作・・暗黒!シリーズ!!
今このカキコを見たおぬしを変える拙者の秘術とダークテクニック!!
ふはははは・・>>174は数字の単位をまちがえたでござるよ・・
かっかっかっかっか・・くくふ・・ふゎははははははははははははははは!!!
うなるッ!怪刀クレイモア!
http://www5b.biglobe.ne.jp/~dww/watan_001.htm
0180名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 00:00:12ID:lw5ZekVAでも宣伝イラネ
SSでも投下してけアホ
0181D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/15(月) 00:55:21ID:X1L9+b58拙者の暗黒小説はあまりある長さだから書けないでござる!
それゆえ読者をひきよせる方向へ転換するのはまた理の極意・・
ははははは・・ふははははははは・・
0182名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 01:04:22ID:MOs/ycZX0183D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/15(月) 02:48:33ID:X1L9+b58カツは武士の縁起物でござる!
デッドピッグスジューシーミーティングカオシックデリシャスヴォアール!!!
勝ってカブトの尾がシマッチング!
0184名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 06:08:45ID:azIy0++wおっさん明日はハロワ行けよ
0185名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 07:25:08ID:X1L9+b58しかしおぬしはとんでもない考え違いをしているでござるぞ!
ハローワークとは明日をも知れぬ人間のゆく所ッッッ!
あのような不毛なわびしい施設など消えてしまえば―――――いかんッ!
拙者の肩にある宇宙をすべし暗黒王の印が反応し街を破壊するところでござったッ・・!
さておき、拙者はSEにござる。 あくまでもそれは人間としての地位だがな!
0186D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/15(月) 07:27:18ID:X1L9+b58・・なにやつにござるか!!
0187名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 16:51:16ID:0kBe8Cnl0188名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 16:52:39ID:p5OmTTOT0189名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/15(月) 22:06:34ID:/DGMDmBTあまり気後れせず、自信のない人こそバンバン投下しようぜ。
0190D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/16(火) 01:47:36ID:tu4xkibz拙者のもとにおぬしの暗黒フォースオブザパワーをささげ週末の再来をちぢめる!
作家の黒い魂が拙者のみなもとに変わる!!!
0191名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/16(火) 07:25:03ID:ytjxR6YP最初から糞スレですよ?
0192名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/16(火) 15:09:28ID:1a01s1x60193名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/16(火) 15:18:27ID:u8o4gsbxごめんね、立てたときは糞スレのつもりじゃなかったんだ。
0194名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/16(火) 20:59:48ID:UABWJ4pm0195D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/16(火) 21:31:02ID:tu4xkibz闇のはざまからのひとすじの暗黒の輝きが魔王にパワーをあたえる・・
魔王は島国よりうまれ世界の崩壊と再生をあたえる運命と力をひめながら日々暗黒COBOLUを組む・・
プログラムの残留行間にたたき込まれた恐るべし禁断のスペル!!
魔の都OOISO=SITYのアンダーグラウンズマントルコアでにえくりかえる混沌!
滅びのカウントダウン66666時間がはじまる!!
ダークをささやく男の黒い暗黒伝説神話がすすむ!
拙者のファンもいずる中・拙者がすべての執筆者に激動のオーラと指導をおくる!!
キィワードは全角にすると効果的でござる!
0196タイトル「青春」
2008/09/16(火) 21:33:50ID:cHro2ca4足元でグニュッと嫌な感触がした。
そこには馬鹿でかいウ〇コがあった。
最悪だった。
その隣には気品あるウ〇コがあった。
俺はそのウ〇コを思いっきり踏んでみた。
グニュグニュ…
これだ!
俺は清々しい気持ちになった。
「ウ〇コって…ウ〇コって…」
俺は笑いながら軽やかにかけていった。
0197名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/16(火) 22:09:07ID:u8o4gsbx0198名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/18(木) 22:49:18ID:a8qIS4H0粘着、荒らし再来の場合はスルーで
0199名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/19(金) 00:35:05ID:K4KDYX3D描写しまくりは読者の苦痛なのですかー
なるほど
0200名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/19(金) 04:57:50ID:K96XHFFiあの人はここの文脈とはまた違った意味で書いてるとは思いますよ
むしろシーンの発想が尽きないのではないでしょうか。恐るべきことです
装飾過多な文章が苦痛なのは確かですね
0201名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/19(金) 05:47:02ID:fGaQyyKR0202名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 01:54:07ID:JssEvPzf西日が差す砂浜に、一人歩く老人の姿があった。規則的な波音の中、白雲は紫がかったオレンジに映り込み、夜を迎える装いに怠りない。
海岸の松の木も、長年の風のせいと見えて皆一様に腰を曲げていた。ここいら一帯ではかなり強い風が吹く。
寒流が寄る季節には、波が岬の灯台にまで跳ね上がるほどだ。
だが、彼は海風が好きだった。ただ風を受けるだけで、この惑星が回転するのを、時が通り過ぎてゆくのを感じることができるような気さえするのだ。
ぱたぱたと服がはためくが、普段より特に風が強いというわけでもなかった。
老人が歩を進めるたび、荒く黒っぽい砂が、貝殻が、足下に音を立てる。
点々と続く足跡は、だが、不意に止まった。
身をかがめると老人は何かを拾い上げ、また歩き出した。
一時間ほど経ったろうか、丸太小屋の中に、腰かけた老人の姿がある。
目の前の暖炉では湯を張った銅の鍋。時折こぽりと泡が湧く。
彼は貝殻を眺めていた。それほど貝殻が好きなわけでもなかったが、何か考え事をする際に貝殻を眺めるのが癖のようになっていた。
炉の炎に、皺の多い顔は揺らめいて見えた。炉床では太い流木が小さく炎をあげて燃えている。
炎の色は紅く美しかった。塩分が燃えているのだ。流木はたくさん乾かして家の裏に積んであったので、焚きつけに困るようなことはなかった。彼は長いことそうしていたが、やおら立ち上がると隣のドアへ消えていった。
しんとして凍るような夜の中に、ガラス窓がぴしぴしと鳴り、風は甲高く吠えていた。
隣の部屋には彼の書斎があった。灯油ランプの立てる匂いが辺りに漂っている。椰子の木の実を抉って貝殻をはめたインク壺はどうやら手製らしい。
この海岸には本当にさまざまなものが流れてくるのだ。遠い異国の品や貝殻が漂着することさえ珍しくはなかった
真鍮の光沢が鈍く光るペン先を浸すと、彼は何事か書きつづり始めた。
風は強く、窓の外では夜目にも白く流れる雲が、星々を遮っては去ってゆく。
窓のランプの明かりは、外から見ると真っ暗な大自然の中でいかにも頼りなげに揺れていた。暖かなか細い光は、今夜も家の周りをちらちらと照らすのだった。
0203D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/20(土) 03:15:33ID:9SuviQi3目的のための文章を書くでござる!!
拙者のマインドネスソウルハートにはなにも響かなかったでござる!
拙者はSF・FT作家だから表現方向は違うとしてもでござる。
0204名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 09:17:41ID:JssEvPzfありがとう。
何が言いたい?目的のための文章?……そうだな。
この文章で何が言いたいのか、どんな目的かが伝わらなかったのであれば未熟の身ゆえだろうな、こんなものを読んでいただいてすまなかった。
だが、お尋ねさせてもらおう。起承転結形式で、伏線バリバリ張って、思想を熱く主張する、最後は派手に落とす、そんな文章が目的のための文章か?
少なくとも俺には、そんな文章の方が上っ面な気がする。
偉そうなことを言ったが、若輩のこと、スルーしてくれ。俺はこのスレを立てたとき、感想批評もおkだと書いたはずなんだ。重ねて、感想はありがとう。
サイトは見せてもらったよ
0205D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/20(土) 13:03:39ID:9SuviQi3拙者のめざすところははてしなく壮大なサーガを織りなすことでござる。
暗黒時代・銀河・人間のパネェ心の闇・・拙者が闇にひきこまれた者だからして
血なまぐさい作品が半数をしめるでござるがな。拙者にとって文章をうみだすとは
暗黒世界を召喚する儀式様式だと思ってござる。
魂論はおいとくでござるが拙者は長編でも中身がディープでキュットな作品を産みたいので
構成にはとても気をつかって何度も手をいれながらかきあげていくでござる。
いくら空想とついていてもSFは理論的に読者を納得させ引き込まねばならぬでござる。
拙者のかんがえる目的とは読者をエンタで楽しませながら練った構成と理論を吸収させる業!
拙者のつみあげた実績はカウンターがものがたっておるからして、おぬしも小豆を
数えるような気持ちで一つづつ数えて足跡をたどってみるのもよいでござるな。
0206名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 14:24:53ID:PXJO2KbC西博士のなりきり楽しい?
0207名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 14:36:30ID:JssEvPzfこれって元ネタあるんですね
ただの粘荒だと思ってました
0208名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 14:58:59ID:PXJO2KbCエロゲーの変態キャラが元ネタだと思うよ。うろ覚えだけどね。
0209名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 15:09:45ID:ftvofOJi単に文章の練習のためだけに書きました、という印象。まあ>>203に同意。だから?という感じ。
批評者に逆ギレなんて、馬鹿な投稿者だなあと思ったら、スレ主かよw 少なくとも俺の目には>>203は別に中傷とは映らなかったけどね。
>>203は「何か伝えたいテーマがあって書いたのか」という事を言いたいんだろうのに、
「起承転結形式で、伏線バリバリ張って、思想を熱く主張する、最後は派手に落とす、そんな文章が目的のための文章か?」
なんて的外れな反論なんかしたりしてるし。文調とは裏腹に、>>203の方がよっぽど大人な対応。まあ実際にオッサンみたいだけどw
スレ主がこんなんじゃますます過疎るよ?読み手も感想する気が失せるわ。
0210名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 15:37:27ID:JssEvPzf>>209
感想どうもありがとうございます。
ちなみに俺は中傷されたなどとは一言も言ってませんし、実際に中傷されたなんて微塵も感じませんでした。
>>203からは「伝えたいテーマを伝えきれてない」という意味のことを感じたのみです。
伝えたいテーマがあったのかどうかについては、あったとお答えしています。悪意に取られるのは不本意ではありますが、
親切心からのお言葉でしょうし、自分の側に落ち度があったことは間違いないようですからありがたく熟考させていただきますね。
0211名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 15:44:23ID:ftvofOJiならなんで>>203には丁寧語で答えてないの?
ざっとみたところ、おたくレスは丁寧語で書いてるみたいだし。>>203にムッとしたからなんじゃないの?
投稿者がそんな対応してると、はたから見てる者はすごく白けるよ。
0212名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 15:46:49ID:JssEvPzf最近空気がおかしいからなんか投下しようとしたらする端からこれか
おかしなプライドのせいですることなすこと裏目だな
ちょっと吊ってくる
0213名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 15:52:23ID:PXJO2KbCぶっちゃけると>>203の方が見てて白ける訳で
0214名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 16:10:21ID:ftvofOJiまあたしかに文体はアレだけどねw
でも書いてること自体はまともだし、俺も同じような感想をもったしね。
荒らし的なレスしてるみたいだからスレ主としては苛ついてたのかも知れないけど、
感想に対しては話は別なんじゃない?と思ったわけで。
0215名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 16:21:24ID:PXJO2KbCま、感じ方は人それぞれだからね。
0216名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 18:49:13ID:w73V/58O>>1で「二次創作は専用スレへ」ってあるが
種死の二次とか投下されてたよな
なんか変な空気になってて不安なんだが…
二次スレ行った方がいいかな
0217名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 18:51:47ID:z/1MJMGI俺もよくわからん
0218名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 20:31:21ID:JssEvPzf二次かどうかなんて関係ないですよー
もともと予定が一次総合だったんで、今はただの文章評価スレです
ただgdってテンプレなどがない状況なんでフリーダムに行ってくださいw
0219D・W・W ◆LD28XdFupk
2008/09/20(土) 21:03:25ID:9SuviQi3やあやあ!おぬしがスレ主殿でござったか!
スレ主はスレの主・・しかし拙者はダークアナザーワールドライティングの主!
おたがいに神から孤高の世界を産みだす運命を与えられた戦士!!
戦士・・おとこには譲りあいができぬときもあるでござる!
いま!ペンを刀と変えて剣を交えるのもぶつかりあいの進化のかたち!!
>>206-208
ぬゥッッ?!!
ドクター・ウエストに拙者がにているッ!?
検索いたしたが語尾は〜なのである〜だとかかれていたでござるぞ!
クトゥルフは経典の範囲内にござるがなりきりができるほどは知らぬでござるよ!
エロゲェで顔をたてられるイケメンなくらいしか拙者とちかい条件はござらんな
>>216
はああァアアァアァァァアァッ・・・・阿保かッッおぬしはッ!!!
此処はジャンルも虹もないおのれの文書を練り上げるモサの神聖な酒場にござる!
該当スレがないものを投げこむスレにはござらん!!
ジャジャッと去ってスレを立てておぬしだけの力で盛りたててみよ!
拙者が闇の支配者にかわり命ずる!
0220名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 21:14:19ID:T+8Txcyl語りが3人称だから老人?が貝殻をそれほど好きじゃないって言っちゃいけないだろ。
それほど好きじゃないようだが、とか……。
チープになるのは分かるが、そう言う文体の乱れがあると選考では、はじかれるよ。
因みに自分は良く一次選考のバイトとかするけど、一次選考はあんまり内容みないで文体でばっさばっさ切るよ。
まあ結果として文章確りしてる人のって面白かったりするんだよね
0221名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 22:04:15ID:w73V/58Oそうか、ありがとう
とりあえず投下してみるか
ちょい長いから支援よろ
マイナージャンルで申し訳ないが
智代アフターの河南子SS
微妙に朋也×河南子かな?
わかる人いれば読んでもらえると嬉しい
0222心ありのままに1
2008/09/20(土) 22:05:44ID:w73V/58Oある病院の一室に、重苦しい、穏やかならぬ空気が蔓延していた。
「なんだよ、それ……おかしいだろ、そんなのっ。先輩はなんでそんなに落ち着いてるんだよっ!!」
河南子は語気も荒く、椅子に座った智代を睨む。だが、智代はなにも答えない。静かに椅子に座ったまま、なにかに耐えるようにじっとしている。
そんな様子を見かねたのか、それまで会話を聞いていただけの朋也が口を開いた。
「なあ、あんた……よくわかんないけどさ、その人を責めるのは……」
その言葉を聞いた瞬間、河南子は朋也を睨みつけた。突き刺すように朋也を見る瞳には、それまでとは明らかに違う色の光が宿っている。
怒り。智代に対して抱いたものとは比べ物にならない、抑えようのない憤りが河南子の表情には滲み出ていた。
「あたしは河南子だっ!! 『あんた』じゃないっ!! おまえ、一度でもそんなふうにあたしを呼んだことがあったかよ……それに……『その人』って……先輩はあんたの一番大切な人だろっ!!」
朋也に怒鳴りつける度に、河南子の胸がギリギリと軋む。河南子は呆然としている朋也の胸倉を乱暴に掴み、さらに言葉を吐き出す。
「思い出せよっ……あたし、全部見てたっ……あんたは、あたしとか鷹文とか……ともとかっ!! すげえがんばって……わけわかんないくらいにがんばって……みんなを助けてくれたじゃんか……!!」
その光景が、河南子の頭の中でめまぐるしく巡っていく。
川原での喧嘩、鷹文とのランニング、山奥での学校作り……。そのどれもが朋也自身の為ではなく、いつも誰かの為の行動だった。
「そしたら今度はあんたが幸せになる番だろっ!! 先輩とふたりで幸せになる番だろっ!! あたしたちのことはどうでもいい、先輩のことくらい思い出せよっ!!」
河南子の声は怒鳴り声というより、むしろ叫び声に近かった。朋也はそんな河南子の迫力に気圧され、驚いた表情でただ言われるがままになっている。
「ふざけんなぁーーーーっ!! 治れよ、てめぇーーーーーーーっ!! 頭打って思い出せないなら、あたしがぶん殴って思い出させてやるっ!!」
硬く握り締められ、振り上げられた拳。だがそれは、
「もう、いい……やめてくれ、河南子……」
弱々しい声でそう告げた智代に、そっと止められていた。しかしそれでも、河南子の中の感情は収まることを知らずに暴れ続ける。
「間違ってるだろっ!! こんなの絶対おかしいっ!! こいつが……なんでこいつがっ……!!」
0223心ありのままに2
2008/09/20(土) 22:06:24ID:w73V/58Oその時、それまで無言だった鷹文が低い声で河南子の言葉を遮った。
「一番辛いの、ねぇちゃんだってわかってるだろ……」
その場の誰もが、河南子と同じことを思っていた。
――――なぜ朋也が、朋也だけが。
とも、鷹文、河南子、そして智代の為に。みんなが幸せになる為に誰よりも力を尽くした、誰よりも幸せになるべき人が、なぜこんな不幸を背負わなければならないのか。
それでも誰もそれを口にしないのは、口にしたところでどうにもならないとわかっているからだ。
「……そんなことしたって、にぃちゃんは治らない。憤りじゃどうにもならないことなんだ」
鷹文はそれを河南子に伝える。河南子のように叫び出したいのは、鷹文だって同じだった。
だが、河南子もそれを理解していないわけじゃない。
「だって、こんなの……」
わかっている。河南子にも、それが現実だとわかってはいる。しかしそれでも、河南子にはそれを受け入れることができない。次第に、河南子の怒りは悲しみに、言葉は涙に変わっていく。
「うわぁあああああぁぁぁーーーーっ!!」
想いがついに決壊し、河南子は人目もはばからず声をあげながら病室を飛び出した。
(なんで……なんでっ……!!)
その言葉を頭の中で何度も繰り返しながら、廊下を走る。だがそれでも、その憤りをぶつける相手を、その悲しみを癒す術を、河南子は見つけられない。
「……河南子っ!!」
その声に、河南子は足を止め廊下の真ん中に立ち止まった。河南子を追いかけてきた鷹文が、その体を後ろから抱きしめる。
「河南子……」
「ぅ……うぅっ……」
「落ち着いて。まだにぃちゃんが治らないって決まったわけじゃない」
「けど、だけどっ……!」
「心配なのはわかるよ。ねぇちゃんも、もちろん僕だって平気なわけじゃない。みんなにぃちゃんのことが好きで、心配してる。河南子と同じようにね」
「…………」
嗚咽も治まり、少しずつ落ち着いてきた河南子。鷹文はこどもに言い聞かせるような優しい声で河南子に囁く。
「にぃちゃんを信じて、僕たちにできることをやろう。大丈夫、きっと治るよ」
「……うん……」
河南子は振り向くことなく、小さな声でそれだけを答えた。
※
0224心ありのままに3
2008/09/20(土) 22:08:37ID:w73V/58O鷹文と河南子は、朋也の記憶を戻すために奔走していた。町を巡り、朋也の知人を訪ねて回ったのだ。高校時代の友人、教師、上司。事情を話し、数え切れないほど朋也の元に連れて行ったが、結局朋也の記憶は戻らなかった。
そして昨日、朋也は再び倒れた。次に目が覚めたときには、朋也はまたすべてを忘れている。智代のことも、鷹文のことも、河南子のことも。
河南子は一人、マンションまで来ていた。智代は病院に、鷹文は両親を心配させないために、今は家に戻っている。
河南子は部屋のドアに手をかけた。
そこは、みんながいた場所。朋也、智代、とも、鷹文、河南子。その誰もが楽しくて仕方がなかった、そんな夏を過ごした六畳の部屋。
(…………)
鍵がかかっていて、ドアは開かない。もし今このドアが開けば、すべてが元に戻るんじゃないか。智代がいて、鷹文がいて、ともがいて、そして朋也がいて。不幸な出来事はすべて夢で、このドアを開けることが出来れば夢は覚めるんじゃないだろうか。
一瞬、そんな考えが河南子の脳裏をよぎる。だがそんなわけはない。今このドアが開いたとしても、そこにあるのは主のいない静かな空間だけだ。
「……ッ!!」
河南子は拳を握りしめ、渾身の力を込めてドアを殴った。激しい音と共に、空気が震える。
「……もう帰って来ないつもりかよ、あいつ……」
痛みと熱さが拳にじわじわと広がっていくのを感じながら、河南子は肩を落としその場を後にした。
河南子が病院へ向かっている途中、公園に見るからに不良といった外見の男が数人集まっていた。よく見ると、その中心にはおとなしそうな少女が立っていて、それを男たちが取り囲む形になっている。
河南子から見れば、強引にナンパしているのか、それとも脅しているのか、そんな風に見える。
河南子は苛立ちの表情を隠そうともせず、その集団に歩み寄った。男の一人が気づき、敵意剥き出しの河南子を見て眉をしかめる。
「なんだよ、てめぇ」
「おまえら、その娘から離れろ」
「あ?」
「離れろって言ってんだよ」
「意味わかんねぇよ、いきなりなに言ってんだてめぇ……」
側に来た男の腹に、河南子は拳を叩き込む。男は呻きながら膝をつき、場の空気は一変した。
「いきなりなにすんだよっ!!」
「うるさいっ、おまえらこそ……!」
「待ってください」
殺気立った男たちを前に、河南子が構える。危うく乱闘になりかけたその時、少女が口を開いた。その声に、河南子に殴りかかろうとしていた男たちの動きが止まる。
「みなさん、暴力はいけませんよ」
「だけどゆきねぇ、こいつが先に……!」
「それでも、です。暴力ではなにも解決しません」
少女にそう諭され、男たちはしぶしぶと拳を納めた。その様子に呆然としたのは河南子だ。少女は満足げに微笑み、拳を握り締めたまま固まっている河南子にも声をかけた。
「あなたは……私を助けようとしてくれたんですね。ありがとうございます。でも、みなさんわたしの友達です。心配いりませんよ」
「ぁ……えっと……」
「ですが、これからはまず話を聞いてみましょう。きっと解決できるはずです」
「……ごめん」
「…………?」
河南子を見る少女の表情。微笑をたたえていた顔からほんの一瞬だけ、笑みが消える。
0225心ありのままに4
2008/09/20(土) 22:09:41ID:w73V/58O少女は一度河南子から視線を外し、おとなしくしている男たちに向かって微笑みかけた。
「少しこの方とお話していきます。みなさんは先に帰ってください」
「けどよ、ゆきねぇ……」
「大丈夫ですよ。この方もみなさんと同じ、優しい方ですから」
少女の言葉に、それ以上反論できる者はいなかった。男たちはしぶしぶといった様子でそれぞれの居場所へ足を向ける。それを最後の一人まで見送ってから、少女はもう一度河南子に向き直った。
「すみません、お待たせしてしまいましたね。とりあえず、あそこのベンチに座りましょうか」
「え、あ……」
少女の持つ和やかな雰囲気のせいだろうか、河南子は反抗する気も起きず、促されるままにベンチに腰を下ろした。
「少し待っていてください」
少女はどこか嬉しそうに自動販売機まで駆けて行くと、缶を二本手にしてぱたぱたと戻ってきた。
「お待たせしました。コーヒーでよかったですか?」
「……どうも」
「あの、よろしければお話、していただけませんか?」
「なにやってんだろあたし……って話? なんの?」
「あなたが抱えている悩みを」
プルタブを開けようとした河南子の指が止まった。じっと足元を見つめ、わずかに開いた口から動揺した声がこぼれる。
「……なんで、わかったの……?」
「私にはたくさんお友達がいるんです。みなさんのお話を聞いているうちに、悩みを持っている方の雰囲気というか、そういうものがわかるようになったんです。なんとなくですけど」
「…………」
「あなたの悩みは、とても大きいのではないですか? 他人だからこそ言えることもあると思うんです。話せば、少しは楽になるかもしれませんよ」
河南子は缶を握り締めたまま黙っていた。この少女は何を考えているのか。なぜ初めて会った人間の悩みを聞こうとしているのだろうか。
(それにあたし、人に相談したことなんか……)
そう言おうとして、しかし河南子は思いとどまった。
(相談なんか……したことないなー、あいつにしか…………)
鷹文の呪い。
そのことを、河南子は朋也だけに相談していた。どうにかなると思っていたわけではない。しかしそれを、朋也はどうにかしてしまった。鷹文に正面からぶつかって、鷹文がもう一度走り出せるようにした。河南子が鷹文と和解できたのも、すべては朋也のおかげだった。
(でも、あいつは特別だから……)
河南子は少女へ顔を向けた。少女は相変わらずの微笑みを浮かべ河南子を見つめている。
「…………まぁ、もう一回くらい気まぐれ起こしてやるか」
「はい?」
言葉の意味がわからず、少女が首をかしげる。河南子はそれを無視し缶を開けると、コーヒーを勢いよく喉に流し込んだ。
かと思うと、缶から口を離すと同時に渋い顔をしてうなり声を上げた。
「……にがっ! カフェオレって言えばよかった……」
「あ、すいません。買い直してきますね」
「あーいいよ。それより、ちょっと聞いてほしいことがあるんだけど」
初めて少女の顔をまっすぐ見つめた河南子。少女はなにかを感じ取ったのか、立ち上がった体を再びベンチに預ける。
「はい、お願いします」
0226心ありのままに5
2008/09/20(土) 22:10:44ID:w73V/58O「あたしにはさ……今、大切なやつらがいるんだ。まだ会って少ししか経ってないけど……楽しいんだよね、そいつらと一緒にいると。
その中に一人、すごく馬鹿なやつがいてさ。エロくて、頭悪くて、いつも心配かけて……でも、なんでもやっちゃう……馬鹿で、すごいやつなんだ」
「……好きなんですね、その人のこと」
「好き……うん、好きかな。……二番目だけど」
その場に知り合いがいないせいだろうか、河南子の口からは素直な想いが流れ出した。そのことに河南子自身が驚き、頬に赤みがさしていく。その様子を、少女は穏やかな表情で見つめている。
「……だけど、そいつが今大変なことになっててさ……あたしには、どうすることもできなくて……そいつはいつも誰かを助けようとして、自分のことなんか考えてなくてさ……馬鹿なんだよ、ホントに……せっかく、みんな幸せになれたのに……」
河南子の表情が翳った。朋也は今どうしているだろうか。目が覚め、事情もわからないまま、『見ず知らずの恋人』に介抱されているのだろうか。
「……残念ながら私には、あなたの悩みを解決することはできません」
「……ああ、いいよ。わかってるから。そんなこと、誰にも…………」
「そのかわり、一つおまじないをお教えしますね」
「……はぁ?」
あまりにも唐突な展開に、河南子は思わず抜けた声を出してしまった。そんな河南子に構わず、少女はバッグから小さな本を取り出した。おまじないの本なのだろうか、表紙はボロボロになっており、何度も読まれてきたらしいことがわかる。
「そうですね……これなんてどうでしょう」
「いや、おまじないって……」
「はい、おまじないです。この本のおまじない、効果抜群なんですよ」
罪のない少女の微笑を前に、河南子はなにも言葉が出なくなってしまった。それでもなにか言おうと言葉を探していたが、
「……はぁ。いいよ、わかった。それで、どんなおまじない教えてくれんの?」
結局、ため息と一緒にその言葉を口にした。
「では、これから教えることと同じことを、あなたの大切な人にしてください」
そう言うと、少女は河南子の手を取り自分の手と絡め始めた。
「うおっ、なんだいきなり!?」
「おまじないです。いいですか、こうして指を交互に絡めてしっかり握ります。そして『ココロアリノママニ』と心の中で三回唱えてください」
「んー……それで?」
「そうすると、あなたはその人に素直な気持ちを伝えることができます」
「ふーん、素直な気持ちねぇ……」
河南子は解かれた手を何度か開閉した。もうドアを殴ったときの痛みも熱さも、すっかり引いている。
「……少し遅くなってしまいましたね。そろそろ帰りましょうか」
「あーそうだね。あたしも行くとこあるし」
「そうですか、それでは」
会釈をし、少女は河南子から離れていった。その背中を静かに見送る河南子。そして少女が完全に見えなくなってから、河南子はポツリと呟いた。
「……こんなこと意味あるのかな、なにも覚えてないあいつに……」
空になった缶をゴミ箱に向かって投げる。缶はなににも遮られることなく、吸い込まれるようにゴミ箱に収まった。
「まあ、やるだけやってみるか」
※
0227心ありのままに6
2008/09/20(土) 22:12:31ID:w73V/58O「先輩いるー?」
「……河南子か……?」
弱々しい声が返ってくる。河南子はその声を確認してから病室に入り、ベッドの横の智代に目を向けた。が、その顔を見た時思わず河南子は後ずさってしまった。
「うおぉ、おまえ本当に先輩か!?」
「……なにを言ってるんだ、河南子」
「先輩、今日鏡見た? 酷い顔してるよー。髪だって、ほら、ボサボサだし」
「いや、見ていない……」
「だろーね……。そいつ、寝てんの?」
「ああ……」
二人はベッドに横たわっている朋也を見つめた。目を閉じ、規則的な寝息を立てている。
「……昼間は起きてたんだが、やっぱり私のことは覚えていなかった。朋也はもう、私たちのことを思い出してくれないんだろうか……」
「ッ……!」
今にも消えそうな、智代の声。河南子は智代の肩を掴み、沈んだ顔を無理やり上げさせた。
「先輩言っただろ、『永遠に続く愛はある』って! 先輩だけでもこいつのこと信じなくてどうすんだよっ!」
「……河南子……」
「……とにかく、今日はもう帰りなよ、先輩。どうせもうすぐ面会時間終わるし、後はあたしが見てるからさ」
「……うん、わかった……ありがとう、河南子」
「いいって、これくらい」
普段の凛々しさが嘘のように、智代はふらふらと病室を出て行った。
「……おまえなにしてんだよ、こんなとこで。先輩があんなになってんのに」
河南子の声にも、眠る朋也は答えない。もっとも、起きていたとしても今の朋也には河南子が満足できる返事はできないのだが。
「ホントに馬鹿だな、おまえ……」
河南子は椅子に座り、ベッドにうつ伏せになった。疲れているのか、そうしているとどんどん意識が虚ろになっていく。
それは無意識だったのだろうか。河南子は眠りに落ちる直前、朋也の手をとった。指を絡めてしっかりと握る。
(ココロアリノママニ……ココロアリノママニ…………ココロ……アリノママニ……)
やがて、病室に二人の寝息が流れ始めた。
0228心ありのままに7
2008/09/20(土) 22:13:07ID:w73V/58Oゆっくりと、確かめるように周囲を確認する。しかし、そこにはなにもない。河南子のいる場所は、見渡す限り白く染まった世界だった。
「…………なんだ、ここ?」
空間を染める白は、どうやら雪らしい。それは絶え間なく、しんしんと降り続いている。それを雪だと断言できないのは、河南子が夏服にも関わらず寒さを感じていないからだった。
「……河南子」
「お?」
名前を呼ばれ、河南子は声の主を探した。雪景色の先に小さな影が見える。その影は少しずつ近づき、河南子の目の前まで来て立ち止まった。
それは小さなロボットだった。いや、ロボットというにはあまりにもめちゃくちゃな外見をしている。ただガラクタを適当に繋げ合わせたような、滑稽な姿。だがそのロボットに、河南子は不思議な懐かしさを感じた。
「元気そうだな、河南子」
「なんだ偉そうなロボットだな。ていうかなんだおまえ」
「こら、蹴るなっ。パーツが外れたらちゃんと直せよ」
短いやり取り。たったそれだけで、河南子は不思議な懐かしさの理由に気づいた。
「……おまえ、朋也か?」
「ああ。ていうか初めてだな、おまえに名前で呼ばれたの」
軽い調子の返事。河南子はしゃがみこみ、ロボットの頭部を掴むと思いきり振り回した。
「こんなとこでこんな格好でなにやってんだよ!? 馬鹿かおまえ! いい加減にしろよ、おい!!」
「落ち着けっ、落ち着け河南子! とりあえず話を聞けって!」
中身は朋也らしいロボットが、バタバタと手足を振り回して暴れだしたので、河南子は仕方なくロボットを離した。
「よし言ってみろ、ふざけたこと言ったらぶっ飛ばすぞ」
「はぁ……はじめに言っとくけど、おまえは今夢を見てる。正確には、おまえがこの世界に夢って形で入り込んで来たんだが……それと、俺はおまえの知ってる『岡崎朋也』じゃない」
「いやわけわかんないし」
「だろうな……」
「ここが夢だってのはわかるとして、ようするにおまえ朋也なんだろ? あたしのこと覚えてるならさっさと目覚ませよ、叩き起こすぞ」
強い口調の河南子に、ロボットは首を左右に振るような仕草を見せた。
「だから、俺はおまえの世界の朋也じゃないんだ。今、そっちでなにが起こってるかは知ってる。でも、それは俺にはどうにもできない」
「……じゃあ、おまえはなんなんだよ」
「俺は一つの可能性だ。『岡崎朋也』という人間が選んだかも知れない人生の、その中の一つの形。まあ今の俺は少し特殊な存在だが……」
「……なんだよそれ……わけわかんねぇよ……」
河南子はまたロボットの頭部を掴んだ。だが今度は振り回すようなことはせず、そのかわり強く握りしめている。
「おまえ、朋也なんだろ……だったらなんとかしろよ、思い出せよっ……! ふざけたこと言って、心配ばっかかけやがって……!」
「河南子……」
「みんながどれだけ心配してるか……先輩が、ともが、鷹文が……あたしがっ! どれだけおまえのことが好きか、ちゃんと自覚しろよっ!!」
心の底から湧き出す想い。その言葉を聞いてロボットは肩を落としたのか、少し身を小さくした。
「……悪い、河南子。俺、いつも馬鹿ばっかりやってるから。そっちの俺が目を覚ましたら、なにも覚えてなくてもいいから、同じこと言ってやってくれ」
「…………」
0229心ありのままに8
2008/09/20(土) 22:13:42ID:w73V/58O「でも、さんきゅ。おまえの素直な気持ちが聞けて嬉しかったよ」
「……どうせおまじないのせいだよ……」
「おまじない? おまえ、宮沢にでも会ったのか?」
「……宮沢って女? あの変なやつ? 知ってんの?」
「ああ、実際に会ってるのは別の俺だけどな」
<…………>
その時、河南子は微かに声を聞いた気がした。河南子が顔を上げると、それはロボットにも聞こえたようで、ロボットは自分が来た道を振り返っている。
「……もう時間がないな。この夢ももうすぐ終わる」
ロボットは地面に落ちている河南子の手をとり、その手になにかを渡した。
「……なにこれ?」
それはなんとも形容しがたい、掌に乗る程度の大きさの光の球だった。光の球はすーっと、河南子の手に吸い込まれるようにして消える。
「あ、消えた……」
「宮沢の話だと、その光の球は幸せな時間を見守るように降って来るんだとさ。俺は何度か見たんだけど、一つおまえにやるよ。おまえが過ごしてきた、幸せな時間に。どんな意味があるのか俺にもわからないけどな」
ロボットはそう告げると、河南子に背を向けて歩き出した。その先に、いつからいたのか少女のような人影が見える。
ロボットと少女は手を繋ぎ、雪景色の向こうへと足を進める。その背中に向かって、河南子は叫んだ。
「朋也っ! 本気で心配してんだぞ! あたし本気で……本当に朋也のこと……!!」
もうロボットは振り返らなかった。
呆然と立ち竦み二つの背中を見送る河南子。そこに、小さくなった影たちの交わす言葉が届く。
<……あそこに、なにかあったの?>
<わからない。よく覚えてないんだ>
<そう……>
<……でも>
<なに?>
<僕にとって、大切ななにかがあったんだと思う>
<どうして?>
<心が……温かいから>
<嬉しいの?>
<嬉しい……そうだね、嬉しいよ>
<……そっか>
その言葉を最後に、河南子の意識は唐突に途切れた。
※
0230心ありのままに9
2008/09/20(土) 22:14:17ID:w73V/58O「……ん〜?」
不思議な夢を見ていた気がする。嬉しいような、悲しいような夢。
「……もうこんな時間か」
時計は面会時間の終了を告げている。河南子は大きく伸びをしてから、眠っている朋也の顔を覗き込んだ。
(……のんきな寝顔してんな、こいつ……)
朋也の短い前髪に触れ、河南子はおもむろに口を開いた。なにか伝えたいことがある。だが口を半分開いてから、河南子は動きを止めた。不意に、いつか誰かに言われた言葉を思い出したのだ。
『おまえの素直な気持ちが聞けて嬉しかったよ』
誰に言われた言葉だっただろうか。確か、朋也に言われたような気がする。
自分はなんと言ったのだろうか。ただ、そう言われて嬉しかったことだけを河南子は確かに覚えている。
(素直な気持ちってなんだっけ……)
”この馬鹿、さっさと思い出せよ”
”心配させんな”
”先輩を悲しませるんじゃねぇよ”
(違う、そんなんじゃない……)
河南子は頭を振った。そんな、何度も口にした言葉ではなかったはずだ。それは確か、初めて口にした言葉だった気がする。今まで一度も伝えたことがなかった気持ち……。
『みんながどれだけ心配してるか……先輩が、ともが、鷹文が……あたしがっ! どれだけ……!!』
『朋也っ! 本気で心配してんだぞ! あたし本気で……本当に朋也のこと……!!』
(!)
不意に浮かんだ言葉。まさにその言葉だった、河南子が伝えた素直な気持ちとは。
『……あたしがっ! どれだけおまえのことが好きか、ちゃんと自覚しろよっ!!』
どこか知らない場所、知らない時間で、河南子はそう叫んだ。思い出すとにわかに恥ずかしさが込み上げ、河南子はがしがしと頭をかきむしった。
(あたしどこで言った!? なんだあれ夢か、夢だったのかっ!?)
一人で悶えてみても答えは出ない。河南子は椅子の上でばたばたと手足を暴れさせていたが、やがて大きく息を吐き気持ちを落ち着かせた。そしてもう一度、ベッドの上の朋也に視線を向ける。
「……これはおまじないのせいだからな。一回しか言わないぞ、いいか? ……もし……」
そこで一度言葉を途切る。朋也が本当に眠っているのを確認してから、河南子は赤い顔で残りの言葉を口にした。
「もしおまえの可能性の中の一つで、今より前におまえとあたしが会ってたら……その時にまだ、鷹文も先輩もいなかったら……そしたらあたしは、おまえを選ぶよ、朋也」
眠っている相手への、なんとも滑稽な告白。それが、河南子の精一杯の『素直な気持ち』だった。
数分後。眠る朋也以外誰もいない病室。朋也の頬には、触れると消えてしまいそうなほど微かな跡が残っていた。
「あっち〜。そだ、パピコ買って帰ろっ」
耳まで真っ赤な河南子が、薄暗い道を一人で歩いている。湧き上がる恥ずかしさをごまかす為の、無駄に大きな動作。
そんな中、特に意味もなく空にむかって伸ばした掌から、夢の中で受け取ったはずの光の球がゆっくりと夜空に昇っていった――――。(完)
0231名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/20(土) 23:51:01ID:JssEvPzfゆっくり読ませてもらおうと思います
0232名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 04:05:39ID:COH0B60L下読みの話がほんとならお前に切られた投稿者が哀れでならない
0233名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 04:52:03ID:uqhSW3Ow0234名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 10:19:25ID:hfKlQTqc言っとくけど、文体が変なもの、原稿用紙の使い方おかしいやつ、漢字の間違え等で切ってくれって説明受けてやってることだから。
こんなとこによく晒せるね、こんな駄作
さぶいよ
0235名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 11:30:51ID:F/h0QwFc0236名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 12:00:55ID:iMSiB2aW0237名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 12:07:08ID:viqLyolOそうなのかもしれませんんね
日本語を読み書きできない人が最近あちこちにいる気がする
今回は週末だから仕方がないのかも
0238名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 14:34:54ID:COH0B60L手持ちの辞書には「さぶい」なんて語はなかったんだが……。
たぶん辞書が誤りなんだろうね。さすが下読みさん。日本語に精通してらっしゃる。
ちなみに俺は投稿者じゃないよw
> 語りが3人称だから老人?が貝殻をそれほど好きじゃないって言っちゃいけないだろ。
> それほど好きじゃないようだが、とか……。
三人称記述は登場人物の主観を断定形で書いちゃいけないと説明を受けたの?
すごい説だね。多分世の中99%くらいの三人称小説は失格だろうね。漱石のものだろうが川端のものだろうが。
0239名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 14:39:38ID:qRG4cHEK0240名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 14:49:48ID:COH0B60L0241名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 15:06:56ID:uqhSW3Owhttp://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1167662690/
人称についてよく知らないのなら、このスレを見てくるといいよ。
0242名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 15:23:57ID:viqLyolO皆さん不毛なレスにではなくSSに感想をつけませんか?
>>230
自分は背景を知らないもので若干人名が把握できませんでした。二次には良くあることですが……orz
地の文は意識して温度を低く保つと台詞内の感情が際立つんじゃないかな。
読者の視点移動を減らすとかなり読みやすくなると思います。
台詞は多いですね、背景を知らないと深さが理解できないような台詞が多いんで知識0の人間には厳しかったかもしれない。
あくまで主観の入った感想です。
他の人の感想、智代アフターがわかる方の感想なんか聞いてみたいですね
0243名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 15:41:30ID:COH0B60L何が不毛で何がそうでないかなんて此方が決めること。
貴方は言葉こそ丁寧だがごう慢な内心が伺えるようだ。
0244名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 15:49:04ID:viqLyolO>さぶいよ
これが不毛でないとは思えないのですよ
自分が謙遜な人間といえないのは重々自覚しておりますが
少なくともSSを無視してスレ違いなレスに飛びつかなくてもよさそうなものです
ああ、スレ違いかどうかも判断するのは私ではないとおっしゃるのでしょうね
テンプレは上に書いております
0245名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 15:59:59ID:COH0B60Lテンプレからしてごう慢だね。気分の悪いスレだ。
0246名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 17:01:16ID:hfKlQTqc人称に就いて言った者ですが、神の視点から言っても前の文から「彼(?)老人は……。貝殻が好きな訳ではなかったが(?)…」という繋がり方に違和感をかんじないですか??
「彼は貝殻が好きな…」となればおk
どのみち「紅く美しかった」とか表現力無さ杉w
下読みのバイトなんか皆学生だぜ?
0247名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 17:22:41ID:COH0B60L日本語でおK
0248名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 17:55:01ID:VGD563bx読んだ人が思い思いに作品に対する評価をして、その作品の筆者が自分の参考になる意見を勝手にチョイスする形がいいんじゃないかな。
0249名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 18:09:47ID:F/h0QwFc0250名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 18:23:46ID:VGD563bxや、そうじゃなくて、作品への批評に対しての、第三者による批評は止めて、作品を書いた本人が返ってきたレスを読み、その本人が「これは違う」と感じたことでも、わざわざ書き込んで意見の対立を誘わないようにしたほうが荒れる心配はないんじゃね、って思ったんだ。
書いた本人が参考にならない、もしくは「これは違う」と感じたことは、その本人が黙殺すればいいんじゃないか、と。
まぁ、スレ主でもない俺が何を言ってるんだって話だけどさw
0251名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 18:32:17ID:hfKlQTqc0252名無しさん@お腹いっぱい。
2008/09/21(日) 18:39:12ID:COH0B60L言いたいことはわかるけど、三人称神視点は登場人物の主観を断定形で書いちゃいけないなんてトンデモ説にはツッコミたくなるのも人情だ
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