第一回 天下一暗黒史的創作発表会
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0168VS朧
2009/01/13(火) 20:54:24ID:ASevxvjG「……ぐハッ!?」
咳き込み、泡を吐く。俺が怯んだ隙に、朧は距離を取った。
(ヒットアンドアウェイ? あの移動法は……)
俺には心当たりがあった。
――縮地――!
歩法と動作で相手の距離感を狂わせる技。朧が使っているのは、その発展型。
ゆったりとした拳法着は遅れて音を伝え、聴覚を惑わす。
「奇怪な朧の動き! これは一体ィッ!? 何気にハルト・リュウが怯むのは初めてだったりするかァ!?」
それは対峙者だけでなく傍観者までをも騙すのだ! これを見切るのは至難の業!
「どうしました? 動かないのなら、こちらから仕掛けますよ!」
迂闊に動けば縮地の餌食になるのは目に見えていた。
……となれば、俺が狙うのは一つ!
朧は再び縮地で俺の懐に飛び込んだ。
防御は捨てるッ! 喰らって動きを止め、カウンター!!
朧の突きが俺の鳩尾を貫く! 同時に俺の拳が朧を……!?
グォン!!!
……俺の拳は空を切った。朧は接近していなかった。縮地の応用で、そう見せ掛けていただけ……。
「そう来ると思っていました。素晴らしい反応速度です。飛び込んでいたら、やられていました」
(……チィッ! 打つ手無しか……!?)
技量が上の相手と、どう戦えば良いのか……?
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