現代数学の系譜11 ガロア理論を読む16 [転載禁止]©5ch.io
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0653132人目の素数さん
2015/11/27(金) 16:12:15.66ID:qRNBmtTR(>>652の続き)
[第6段](Q(S)は零集合):Q(S) の外測度を m(Q(S)) とする。m(Q(S))>0 とする。定義から、実数体Rは
体 Q(S) の代数拡大体である。体 Q(S) 上超越的なRの点は存在しないから、R\Q(S) は体 Q(S) 上代数的な
実数全体の集合である。ここに、体 Q(S) 上代数的な実数kを適当に取る。K=(Q(S))(k) とおく。すると、
Kは体の拡大 R/Q(S) の中間体で、Rの真部分集合である。体Kの外測度を m(K)、実数体Rの外測度を m(R) とする。
すると、m(Q(S))>0 と仮定したから、Q(S)⊂K⊂R から 0<m(K)≦m(R)=+∞。実数体Rの有理数体Q上の
超越基底Sは上下に有界と仮定しているから、0<m(K)<m(R)=+∞。Kの内測度を m'(K) とする。
Kは上下に非有界でコンパクトではないから、定義から、m'(K)=+∞。従って、m(K)<m'(K)。
Kが可測なための必要十分は m(K)=m'(K) だから、中間体Kは非可測である。しかし、これはKが可測なことに反し、
矛盾する。従って、m(Q(S))=0 で、体 Q(S) は零集合である。
[第7段](S、Q(S)は非可算零集合):超越基底Sの外測度を m(S) とすると、S⊂Q(S) から、m(S)≦m(Q(S))=0
から、m(S)=m(Q(S))=0。また、card(S)=card(Q(S))=c。従って、S、Q(S)は非可算零集合である。
Sは上下に有界な実数体Rの有理数体Q上の超越基底としていたから、
元の超越基底S、元の体Q(S)も、どちらも非可算零集合である。
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