現代数学の系譜11 ガロア理論を読む16 [転載禁止]©5ch.io
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0103132人目の素数さん
2015/10/18(日) 16:05:18.49ID:G7yxHfLZ(>>102の続き)
(5):連続体仮説が真か偽かについて場合分けをする。
(5-1):連続体仮説が真とする。すると、ℵ_0<m<c なる濃度mが存在する。
そして、集合G(m)の濃度card(G(m))を求めればいい。だが、本来card(G(c))を単純に求めてはいけない。
もしcard(G(c))を求めるなら、ℵ_0<cで、実数直線には大小関係が定まっているから、
G(c)=Φからcard(G(c))=0。仮にG(m)≠Φだったとしよう。すると、或る加法群G∈G(m)が存在して、
Gは、濃度mを次元とするような、Z上の非可算(m)個の点からなる或るB(m)の基底によって張られる
線型空間となる。そして、Λをcard(Λ)=mなる添数集合として、任意の点x∈Gは、
x=Σ_{λ∈Λ}(a_λ・x_λ) 任意のλ∈Λに対して a_λ∈Z, x_λ∈B(m)
の形に表せることになる。だが、このとき、任意のμ∈Zに対してZ⊂Rからμ∈Rで、通常の考え方に倣えば、
μx=μΣ_{λ∈Λ}(a_λ・x_λ)=Σ_{λ∈Λ}(μ・a_λ・x_λ) が成り立つから、
実数体Rにおける代数系に矛盾が生じて来る。だから、G(m)=Φになる。なので、濃度はcard(G(m))=0。
(5-2):連続体仮説が偽とする。このときは、濃度は求めようがない。
5-1、5-2から、濃度が存在すると仮定すれば、card(Φ)=0になる。 ((5)終わり)
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