>>173
いいえ、決して博識な訳ではございません。
>>174-182の内容は付いていけず、何といえばいいのか分からないが、いえることは、
WeilはSiegelが自分より上だと見ていて、Siegelは自身より岡潔が上だと思っていたようだ。
その岡潔を軸にGrauertやRemmertなどが参戦して多変数関数論は切り拓かれた。
多変数関数論の発展の結果、複素(代数)幾何や(可換環論を用いる)代数幾何が発達し、
数論幾何では後者の代数幾何の結果や手法は使っている。
なので、数論幾何は、多変数関数論のおかげで存在するような分野ということになる。

標数が素数のときの環や体で考えるより、標数が0のときの環や体で考える方が難しい。
標数が素数のときの環や体で考えるような数論幾何は、恐ろしい量の知識とアイディアがなきゃ出来ん。
それに比べて、標数が0のときの環や体で考えることは知識はそれ程要らず、
アイディアがあればいい。知識の量というより発想の問題になる。ただ、解析的なことは必要。
そのよい例が、ワイエルシュトラスがリンデマンの結果を拡張して
リンデマン・ワイエルシュトラスの定理を証明したことだろう。
これは、いつからかは知らないが、長い間問題になっていた円積問題に否定的解決を与えた。