>>163 つづき
https://web.math.princeton.edu/~fsprung/
I am a Veblen Research Instructor at the Institute for Advanced Study and Princeton University.
https://web.math.princeton.edu/~fsprung/kinosaki.pdf
楕円曲線の岩澤理論について シュプルング フローリアン(Florian Sprung) 東大数理
抜粋
岩澤理論は遠く離れているはずの(p 進)解析的対象と代数的な数論的対象との間を深く結びつける不思議な理論である。
そして、x3 では古典的な岩澤理論について説明します。
x4 では「御縁のある」楕円曲線という対象について簡単に説明します。
それをもとに,x5 とx6 では「通常」な素数における楕円曲線の岩澤理論、そして「超特異」な素数における
岩澤理論について説明しようと思います。(ある昔話とのたとえはここに含む。)
講演とこの報告集は主に加藤和也先生の2006 年の国際数学者会議での講演をもとにしました。実際,この講演をオンラインで見ました
(http://www.icm2006.org/video/での“eighth session”をクリック)。後、同じ辻教室で研究されてる原さんの
素晴らしい原稿[原](去年の第五回城崎新人セミナーの講義ノート)やCoates 先生の講義ノート[Coates] 等を
参考にしました。

7 おわりに
楕円曲線の岩澤理論には、不思議な現象がまだ沢山残ってます。Bertolini とDarmon[BD] による非円分岩
澤理論,Coates、深谷、加藤、Sujatha、Venjakob[C 深加SV] による(楕円曲線の)非可換岩澤理論等には触
れませんでした。あと、楕円曲線(言い換えればweight = 2 の保型形式)を越えた(weight > 2 の)保型形
式*15の岩澤理論は通常な素数の場合、定式化されてるが、超特異な場合はまだ未知の世界である。今年の4月
に李(Lei) さんによりap = 0 の場合が発見されました[Lei]。ap 6= 0 の場合について李さんと議論した結果、
かなり困難であれども面白そうなので、いくつかの論文が出来上がるかもしれません。興味/アイデア/手伝い
たいという意志がある方は是非とも連絡をください。
最後に、第六回城崎新人セミナーに参加する機会をいただき誠にありがとうございました。運営委員、つたや
旅館晴嵐亭の皆様、参加者の皆様に感謝します。講演を聴いてくださり,さまざまな突っ込みと質問をされた方
等にも感謝します。