遠山啓は(ひとつ分)×(いくつ分)のフォーマットを推奨していたんだよ。順序問題では固定派になる。
彼が主張していたのは、ひとつ分といくつ分の多様性だ。見方はいろいろあるってね。
例えば、赤・白・緑の3色串団子が4串あるとき、ひとつ分といくつ分はどうなのかを考えてみる。

1)串単位:3色つまり3個の団子はひとつ分を表していて、4串はいくつ分。
2)色単位:4串の赤の団子4個がひとつ分で、それが3色、つまり3組ある。

どっちもあるよ、としたのが遠山啓で1970年代の彼のかけ算批判はこういう話。順序じゃない。

リンゴ3個が5皿なら、リンゴを5皿に1個ずつ配って行く操作がある。それが5回ということね。
これはトランプ配り、お菓子配りと呼ばれている。遠山啓の批判の論拠になっているよ。
順序については、個数×単価などを「ひどく考えにくいだろう」とした。明らかに順序ありだよね。