東大のブックガイドは、専門家になるためのブックガイドなんだよね。
でも本当に必要なのは、各専門分野の繋がりが理解できるようなブックガイドなんだよね。
たとえば、曲面論は、多変数の微積分の延長で、微分方程式、トポロジー、多様体論を勉強する動機付けを与えるよね。
リーマン面は、関数論、トポロジー、体論、射影幾何の知識なんかを総動員するわけ。
リー群は、多様体論、表現論、フーリエ解析の知識が必要で、球関数の理論を通じて量子力学に応用があるわけだ。
こういう繋がりがほとんどの学生には見えないから、その繋がりが見えるようなブックガイドが必要なわけだ。
297はそういうブックガイドだから、参考にするべし。