修士号と博士号について。

修士号:キャリアを捨ててまで修士号を取っても、全く意味が無い。
なぜなら、お勉強した内容を「総合報告」という形でまとめるだけで修士号が来るから。
修士号とはその程度のもの。本当は少しでいいから新しい内容がなくちゃいけないんだけど、
実質的には新しい結果が何もなくても「新しい」と認めてもらえる。
なんでこうなってるのかは知らんが、推測するに、修士号の時点で厳しくすると、
脱落者が多くなって昨今の新卒の事情に合わないのだろう。
ちなみに、そんなイージーモードですら修士号が取れずに満期退学する人間も存在する。

博士号:本気で「数学をやった」と言えるのは博士号から。博士号を取るには、
本質的に新しいことを発見しなければならず、ガチの研究者の世界。
例の71歳の人も、研究に没頭してガチで新しい結果を出している。
その水準でなければ博士号は貰えない。
そうポンポンと新しい結果なんて出てこないので、生粋の数学徒でも、
大多数は恐れをなして博士まで行かず、修士でリタイアする。

軽々しく「博士号取得までの道程」とか言ってる>>1は、ここが分かってない。
カリキュラムに沿ってお勉強していけば、自動的に新しい発見が約束されているような世界ではない。
金も時間もキャリアも全てが水の泡となるかもしれない、血も涙もないサバイバルの世界である。

そもそも、博士に行くには修士の時点でそれなりに優秀な成果が要求される。
見込みが無い奴は、泣きついても「博士に上げてもらえない」。
「図書館で解析概論を借りてきました」なんていう、スタートラインにも立ってないド素人が
いきなり「院試からスタート」とかほざいてるのは脳みそがお花畑すぎるので、
>>1はもう少し現実を見よう。