>>153 つづき
>アーベルとガロアの理論に根本的な影響を及ぼしたのはラグランジュではなくてガウスであることを、幾度も繰り返して指摘しておきたいと思います。

確かに”これらの定理の重要性についてヤコビかガウスの意見を聞いてほしい。”というガロアの言葉がある
http://homepage3.nifty.com/kzyk/
http://homepage3.nifty.com/kzyk/kapri24.htm
カプリチオ 第24号 2006年9月25日発行
http://homepage3.nifty.com/kzyk/garoa.htm
ガロア     ・・・・ 北緒りお
(抜粋)
 このときにオギュスト・シュヴァリエに宛てた手紙を数学に関する部分を省き記してみる。
「親愛なる友へ。
 
 解析学に新しい陽を射し込ませた。
 方程式論に関するもの、そして関数の積分に関するものとでだ。
 方程式論は方程式が根号だけで解ける条件を見つけだすのを中心とした。そのためにこの分野を深く探り、それができない時にも太刀打ちできるよう変換の様々な形式を書き上げた。
 三つの論文にまとめられる。
 一つはポアソンがケチを付けた奴だが、捨てるほどひどいものではない。手元にあり、書き直した。
 一つは方程式論の応用についていくつか記した。全てが特筆に値するので読み下してほしい。
 最後は積分に関するものだ。
 オギュスト、君も知るように私の研究したものは、まだ多岐にある。限りなく広がる解析学の分野ではまだ、これからの種子にすぎない。
 確かでない命題を提唱する無謀は私の癖みたいなものだが、ここに遺したものは、ほぼ一年間頭の中にあったものだ。これに完全なる証明を与え発表したいのだが、その時間はもうない。
 強く関心を引いた様々を並べただけと取られてもいいが、そのまえにこれらの定理の重要性についてヤコビかガウスの意見を聞いてほしい。
 難点は数え切れないほど積まれている。後に解決しその真実性も晴らしてくれる人が出るだろう。
 
 君との永久なる友情を約束し
E・ガロア」