ああ、なんか不完全性定理や基礎論が訳分からんって
言われる理由がちょっと分かった気がする。

普通、ブルバキズム以降の数学の専門書では
或る概念を考える意義とか意味合いについてはgdgd語らずに
使ってりゃ慣れるし自ずと分かる、という立場が貫かれている。

ところが数理論理含めて論理学では、その概念導入の
契機となった歴史的出来事とか論争とかを知らないと
何のために概念を導入するかが全く理解できないからだ。


なんで俺みたいな数学科出てない人間が、数学科のほとんどの人間より
良く不完全性定理のことを分かっているんだろうと思ってたけど、なんか納得。
数学科の人はたいてい数学史的理解を(相対的に)軽視するからなんだと思う。

>>413
そのHilbert-Ackermannの本の原書は
Grundzuge der theoretischen Logikっていって1928年の本。
そこに挙がってた課題を解決して研究者としてのキャリアをスタートさせたのがゲーデル。
歴史上の聖遺物みたいなものだね。史的事項が解説されている本というか、正に史的な本。
岡潔にとってのBehnke-Thullenとかと一緒。