>>105
>交換則は否定していない状態で、順序固定の目的を明示している。

その条件ならば問題は無い。

しかし問題なのは、算数教育の現場において
「順序を特定した数式を書かせる」というのが
明示的に条件を説明した一時的な例外的措置ではなく
暗黙のルールとしてある程度の期間使用され続けることにあると思う。
どういうことかというと

初期の掛け算教育の手段として
「亀が3匹、足何本?」 → 4 + 4 + 4 → 4 x 3
と足し算から掛け算へ発展させる方法をとることには何の問題も無い。

しかし3 x 4でも正しい答えが出ることに子供は直ぐに気が付く。
でも、あるタイミングでそれを発見した生徒がテストで3 x 4と書くと不正解とされてしまう。
なぜなら暗黙のルールがあるからだ。

生徒:「でも先生、3 x 4でも正しい答えが出るよね?」
教師:「正しいけどそう書いてはダメなの!ルールなの!1つあたりの数が先!かける数は後!」
生徒:「わかりました(算数とはそう書いたら点を貰えない不条理なルールが支配する世界だと理解しました)」
生徒:「・・・でも本当は3 x 4でも正しいのに・・・」

こういう誤解をさせてしまうと問題がある。そうではなく生徒が

「本当は3 x 4でも良いんだ、でもこの問題は例外的に「1つあたりの数が先」「いくつ分が後」というルールだったんだ!」

と子供に納得させてあげる必要がある。

つまり暗黙のルールとして一定期間使用し続ける手法では前述の誤解を生みやすい。
が、実際の教育現場ではそうなってしまっている、というのが問題だと思う。