ドーナツと楕円曲線は1対1に対応するのでドーナツを楕円曲線とよんでよい。
次にドーナッツを穴の1つ開いた塊だと思う、すると穴の数を増やしたらどうなるのか
という発想がでてくる。

ドーナツと楕円曲線は1対1に対応するのでこれはもう楕円曲線ではない。
例えば穴が0個ならこれはもう楕円曲線とは対応しない。

そこで、
A^p+(2^a)(B^p)=C^p
をみたす奇数の組(A,B,C)をとってきて、

y^2=4x(x−(2^a)(B^p))(x−C^p)

を考えてみよう、これをもとにドーナッツの穴を計算すると
穴の数は0になってしまう、それはいい、そういう曲線があるのだろう。

しかし、同時にy^2=4x(x−(2^a)(B^p))(x−C^p)の判別式、
これは保型形式の関数なのだがこれのローラン展開のようなものを考える、
するとこれの存在するベクトル空間の次元はドーナツの穴の数と同じになるのだが、
つまり0次元、保型形式の関数は0定数関数となってしまうのだが、
これは起きないことが定義からわかっている、矛盾するのだ。
だから、

y^2=4x(x−(2^a)(B^p))(x−C^p)

は存在しない、そういった曲線を生み出すような
x^n+y^n=z^n は存在しない、
フェルマーの最終定理陥落の瞬間である。